飲みごろを待ちながら、楽しみがふくらんでいくのが梅酒のだいご味。黒糖焼酎など、好みの焼酎でもOK。
はちみつのやさしい甘みで梅の甘酸っぱさを生かしたジャムは、あんずジャムにも似た味わいです。
梅と砂糖を一度に漬け込むと発酵しやすく、アルコール化してしまいます。砂糖を分けて加えるのがコツ。
梅干しを漬ける途中でとれる白梅酢。さわやかな香りと程よい塩けがあるので、酢の物やすし、マリネなどに使えます。
梅酒のホワイトリカーを酢に変えれば、アルコールが苦手な人や子供もおいしくいただけます。水や炭酸水で割って飲んでください。
梅の恵みを気軽に味わうなら梅酒でしょう。お酒が次第に色づくののを見るのはとても楽しいものです。
梅のエキスがじゅうぶんに含まれた上質の酢で、酢の物、あえもの、すし酢などに使えます。
がんばった日のごほうびドリンクに。
主に台湾でお茶請けとして親しまれている「茶梅」。赤じそを加えたこちらのレシピは、きれいな発色と香り高さが特徴です。
新緑を思わせる、鮮やかな色合いと甘酸っぱさが魅力の梅ジャム。「青梅の蜜煮」の果肉をグラニュー糖と煮るだけでつくれます。
シロップで煮るだけの蜜煮ですが、心を込めて、やさしく丁寧につくりましょう。そうすれば、ふっくらと真ん丸に、宝石のように輝く翡翠(ひすい)色に仕上がります。
「梅のカリカリ漬け」や「青梅ジャム」で取り除いた梅の種は、しょうゆ漬けにして活用します。種の周りに残った果肉が溶け出し、梅風味のしょうゆに。
梅酒の梅以外の果物もたっぷり入れた味わい深い梅ジャムです。
梅酒の青梅の残りや、少しだけ収穫できた実が手元にあれば、しょうゆ漬けに。分量はあくまで目安。梅じょうゆは食卓や、調理などで活躍する万能調味料になります。
梅とかつおの風味が互いを引き立て合って、なんともいえないおいしさです。
昔ながらのしっかりとした塩分濃度で、ポリ袋を使って漬けるので、失敗なし。初めての方にもおすすめ。
いわしのくせは梅のまろやかな味わいでなくなります。梅をくずしながら食べると、さらにおいしさアップです。
青梅の香りがさわやかに広がる、ゼリーです。
青梅を文字どおり、酢に漬けておくだけ。3か月から半年で酢に梅の香りが移り、味もまろやかになります。