辰巳 芳子 さん
タツミ ヨシコ
料理研究家
写真:小林 庸浩
プロフィール
1924年生まれ。料理研究家の草分けだった母、浜子氏のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研さんも重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼。高齢者へのスープサービスにも力を注ぎ、鎌倉の自宅などでスープ教室を主宰している。食育も実践し、児童が種をまき、育て、食べる「大豆100粒運動」を提唱し、広めている。
料理ジャンル 家庭料理
辰巳 芳子 さんの人気レシピ
サルサ・ポモドーロ・フレスカ
ピザトーストに、スパゲッティに、卵料理にと、広く展開できるトマトソース。
さわやかな後口と香りです。
にんじんのポタージュ
【四季のスープ春編】生の米でつけたとろみのスープ。「蒸らし炒め」は野菜のうまみを引き出します!
煮しめ しいたけ
戻し汁のうまみを利用して、ゆっくりと煮汁を含ませます。
黒豆
“まめに働けるように”との願いを込めて、つややかに煮上げます。
ねぎのスープ
風邪の予防にもぴったりな、寒さを迎え撃つスープです。「ねぎのヴルーテ」を丁寧につくることがポイント。これさえあれば、毎日のスープが時間的にも合理化されますよ。
ポタージュ・ボン・ファム
とろみのあるスープの元祖といえます。野菜の蒸らし炒めでふうみが決まります。
だし
正月料理に使う昆布だし、一番だし、二番だしは、一連の流れの中でつくれば、苦になりません。辰巳流だしのとり方で、丁寧なうまみのあるだしを。
玄米スープ
玄米を梅干しと昆布とともに煮出した玄米スープは、余分なものをそぎ落とした果てにたどり着いた、まさに究極の養生スープ。習慣として飲んで、寒さに打ち勝つ体をつくりましょう。