小豆をたっぷり使い、自然の色でしっかり染めたお赤飯です。どこの家でもおばあちゃんが「手加減」でつくっていた分量や時間を数値に表し、「レシピ」に仕立てました。
甘酒は体によい成分がたっぷりで、「飲む点滴」といわれています。江戸時代には夏の風物詩で、庶民の夏バテ対策に欠かせない飲み物でした。
柔らかく、口当たりのよいもち米のご飯です。
もち米と煮豆の甘さが、ほっとするおいしさ。
せいろや蒸し器を使った赤飯は、米の1粒1粒がふっくらツヤツヤ。温かくても、冷めてもまたよし。
豚肉のコク、漬物の酸味と塩けを吸ったもち米は、見事に具材の一つに。ご飯にもお酒にも合う一品です。
ついたもち米をあんこで包まず、くるみだれの上にのせ、少しずつからめていただきます。
和菓子の定番・ぎゅうひは、電子レンジでつくると驚くほど簡単!ミントの葉をたっぷりと混ぜた、清涼感あふれるレシピを紹介します。なめらかなのどごしと、ミントの爽快な香りがお茶請けに最高です。
弁当箱を開けた瞬間、歓声が上がること間違いなしの桜のおにぎり。
粒あんをもち生地で包み、うぐいすきな粉をまぶせば、春色のぼたもちに。
華やかな彩りで、春にんじんを楽しみます。道具を使えば簡単!
もち米をせいろで蒸し上げた、もちもちのおこわです。くりの風味を引き立てる、ごま塩をふって召し上がれ。
お祝い事を華やかにする赤飯。炊飯器で手づくりすれば、喜びも倍増です。小豆は水につけて戻さず、下ゆでしてから使うのがポイント。
かつてはどこの家庭でも、節句やお祝い事には赤飯を炊き、親戚やご近所にも配って喜びを分かち合いました。蒸し器と蒸し布があれば簡単につくれます。ぜひ定番のレパートリーに加えてください。
白玉粉に加える水分は、すりおろしたにんじんの汁けだけ。表面は香ばしく焼いて、中は甘くてモチモチ。おつまみにも、おやつにもぴったり。
おこわのおにぎりは時間がたってもあまり堅くならないので、行楽にもおすすめです。
お彼岸には欠かせない「おはぎ」。小豆を煮る、もち米を蒸す、そうして手間ひまかけてつくるのは、家族皆で、日々への感謝の気持ちを確認するためです。