市販の黒豆に、ひと手間加えておいしさアップ!清涼感のあるしょうが風味の黒豆は、甘いものが苦手な人にもおすすめですよ。
正月料理に欠かせないのが、祝い肴。子孫繁栄を願う数の子、まめに働けるように黒豆、豊作を願う田作りの3種の定番おせちです。
少人数の家族や、元日だけに楽しめればよい方には一段重で十分です。味や彩りのバランスを考えて詰めましょう。
祝い肴(ざかな)、かまぼこ、卵焼きやようかんなどの甘いもの(口取り)を中心に詰めます。味や彩りのバランスを考えて詰めましょう。
しわがよるのもめでたさのうち。気軽に煮れば時間がおいしくしてくれる料理です。
おせちの中でも、実は難しくないのが黒豆かもしれません。特に今回のレシピはシンプルなものになってます。
豆をゆでてシロップに浸すだけ。そのまま食べても、みかんやクリームチーズとあえてデザート風に楽しんでも。
“まめに働けるように”との願いを込めて、つややかに煮上げます。
「しわの寄るまでまめ(元気)で長生き」できますようにという願いをこめて、村田家ではしわのよった黒豆をつくります。凍りこんにゃくは最後に入れて白く仕上げるので、豆の黒に映えます。
意外な発想ですが、しっかりとおいしい黒豆のポタージュです。黒豆を圧力鍋で蒸し煮にすると、皮が浮かず、うまみも逃げません。
味よし、姿よしの極意は、柔らかく煮た豆を薄い砂糖みつに浸すことです。漆黒の宝石のような黒豆を召し上がれ。
足かけ3日かかりますが、実作業は3時間ほど。下煮を2回に蒸し1回、砂糖は二度に分けて徐々に味を浸透させるのが野崎流。
しょうがの風味ですっきりと仕上げます。甘みを抑えて豆本来の味が楽しめます。
今年もまめまめしく健康に、と願いを込めて。早めに作って毎日火を通すと、味もよくしみ、色もきれい。