正月料理に欠かせない、食卓を華やかに彩る煮しめです。丁寧に下ごしらえし、ゆっくりと味を含ませた煮しめは格別の味わいです。
半解凍で切るとくずれにくく、美しく仕上がります。
数の子は子孫繁栄を表す縁起物です。しっかり塩ぬきをして味を含ませるのがポイント。あらかじめ小さく切って、塩ぬきの時間や漬け時間を短縮します。
電子レンジで「いる」から、あっという間。おめでたい一品です。
数の子と同じく、たらこも「子孫繁栄」の象徴。少し甘みをきかせて煮上げます。きれいな形にまとめてつくっても。
卵黄の黄色が、えびの朱色と相まって華やかです。若菜を散らし、先駆けの春を感じます。
お正月料理に塩もみ野菜でなます風の一品をどうぞ。細かくほぐしたかにで品よく仕上げます。
紅白のなますは祝いの料理にふさわしい、鮮やかな色合いです。柳原家では、干し柿でほんのりと甘みを加え、柚子の皮で香り高く仕立てます。大根とにんじんの割合は、10：1。この割合がちょうどよく、上品に仕上がります。
白身魚のすり身の代わりに豆腐を使った、なめらかで上品な味わいのだて巻きです。まるでお菓子のようで、子どものおやつにもおすすめです。
「伊達（だて）巻きは手に負えない」方におすすめ。手軽につくれて、見た目も華やかです。2本に分けて巻けばかれんで、1本にまとめて太く巻くと豪華に仕上がります。
おせちの定番な数の子をお手軽に！美しい黄金色と歯ごたえを楽しんでください。
おせちの中でも、実は難しくないのが黒豆かもしれません。特に今回のレシピはシンプルなものになってます。
みかんの搾り汁でれんこんを薄い黄色に色づけます。さっぱりとした風味は、おせちの箸休めに最適。
酢の物は一品あると、はし休めにもなって重宝です。
しょうがの風味ですっきりと仕上げます。甘みを抑えて豆本来の味が楽しめます。
細かく包丁目を入れたかぶを、菊の花に見立てます。おせちにあるとうれしい甘酢味です。
えびは、ひげが長く、腰が曲がっていることから、老人に見立て、長寿を願う心が込められています。うす口しょうゆで煮ると、えびの紅白の色が鮮やかで美しいです。
たんぼの肥料に使っていたことからその名がつき、五穀豊穣（ほうじょう）を願う祝い肴（ざかな）になった田作り。メープルシロップでやわらかい甘みをつける有元流なら、焦げにくくくっつきにくいので、初心者でも上手にできますよ。
ピーナツがアクセントの、はちみつとレモンのさわやかな風味。辛党は一味とうがらしを多めに。
小さくて良質なごまめを使い、根気よくカリカリにいってから、煮汁とごまをからめて。苦みの少ない上品な仕上がりになります。
