「田づくり」は祝い肴、三種のうちのひとつです。「五穀豊穣」「子孫繁栄」を願ってつくります。
家族の健康を支えるキッチンガーデンの豊かな常備菜。
おせちに欠かせない「三つ肴」のうちの一つ、ごまめ。「五万米」と漢字をあてて、豊作を祈念します。古くは田畑の肥料として乾燥いわしがまかれていたことから「田作り」とも。ごまめはいらずに揚げているので、内臓の苦みが出にくく、みつが固まってくっつくのも防げます。
ごまめはからいりするかわりに、カリッと素揚げにするのが笠原流。揚げたてに好みの味をまぶすだけなので、簡単にいろいろな味がつくれます。
神田裕行さん考案ヘルシーおせち。 NHK「きょうの健康:きょうの料理×きょうの健康スペシャルコラボ 豪華おせちで健康祈願! おせち料理レシピ」で放送
物足りなさが気になるごまめは、思いきってじゃがいもと一緒に揚げてみて。ボリュームアップはもちろんのこと、パリパリの食感と香ばしい味つけに、大人も子どもも喜んでくれること請け合いです。
田作りはレンチンだけで失敗知らず。ナッツの香ばしさと食感がアクセントに。
単調になりがちなごまめにピーナツを加えてアクセントに。揚げることで香ばしさが長もちし、苦みも出ません。