薄皮をむき、色鮮やかに仕上げる「ひすい煮」。甘い煮汁ごといただく、美しい煮物です。煮上がったら急冷することが、美しい色を出す秘けつ。
薄皮をよろいに見立てて「よろい煮」。そら豆の旬が終わるころの、身がくずれやすいものは、皮ごと煮てよろい煮にするとよいでしょう。
そら豆をサッと煮てすぐに冷やすのがひすいのような美しい色のコツ。そのままゆっくりと時間をかけて味を含ませます。
薄皮をよろいに見立てた「よろい煮」。皮ごとツヤツヤに煮上げます。甘辛く煮るので「東(あずま)煮」とも。最後にしょうゆを加えて香りを生かします。
金沢の郷土料理。粉をまぶしてうまみを閉じ込めた肉に季節の野菜を取り合わせた煮物です。