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心がホッとする「骨付き鶏のポトフ」レシピ【工程写真付】

今回ご紹介するのは「骨付き鶏のポトフ」。
骨付きの鶏肉と野菜をコトコト煮るだけ。鶏肉のうまみと野菜の風味が重なり合って、味わい深い洋風煮物になります。心がホッとする、やさしい味のごちそうです。

写真:野口 健志

骨付き鶏のポトフ

講師:夏梅 美智子

材料

(2人分)

・鶏もも肉(骨付き) … 2本(約600g)
・にんじん … (大)1/3本(80g)
・セロリ … (大)1/2本(60g)
・パプリカ(赤) … 1/2コ(80g)
・キャベツ … (小)1/4コ(250g)

【A】
 ・塩 … 小さじ1
 ・黒こしょう(粒) … 小さじ1/2
 ・ローリエ … 1枚

・粒マスタード … 適量

つくり方

  1. 鶏肉の下ごしらえをする

    鶏肉はペーパータオルで水けを拭いて余分な脂肪を除き、関節のところで半分に切る(全体備考参照)。鍋に湯を沸かし、鶏肉をざるに入れて湯に沈め、サッと返して引き上げる(霜ふり)。水にとって洗い、水けをきる。

    鶏肉の表面だけをサッとゆでると、骨から出た血が固まって取り除きやすくなり、煮たときにアクが出にくくなる。

  2. 煮る

    鍋をきれいにし、1の鶏肉、水カップ4、【A】を入れる。中火にかけ、煮立ったら弱めの中火にし、アクが出たら除く。ふたをして約10分間煮る。

  3. 仕上げる

    にんじんは縦四つ割りにする。セロリは筋を除いて長さを半分に切り、1切れを斜め半分に切る。パプリカはヘタと種を除いて縦4等分に切る。キャベツは芯を少し残して縦半分のくし形に切る。2に加え、ふたをしてさらに約20分間煮る。器に盛り、粒マスタードを添える。

全体備考

◆「鶏の骨付きもも肉」を切るときは関節で◆
鶏の骨付きもも肉を煮込むときは、半分に切ると鍋に入れやすく、火も早く通る。切るときは、骨ではなく、関節のところで。骨を動かして曲がるところが関節。骨を曲げて指でくぼみを見つけ、そこから半分に切る。くぼみのところに包丁を当てると、力を入れなくてもスーッと切れる。

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エネルギー:520kcal(1人分)
調理時間:35分

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