「はこべら(はこべ)」を使ってほろ苦く野趣あふれる味です。
無病息災を願って、1月7日に食べる「七草がゆ」です。
焼いた「せり」の香りを使って。
心地よい酸味が「すずな(かぶ)」を引き立てます。
そば米と小豆あんのやさしい甘みに心が落ち着きます。
正月の華やいだ食卓にあわの美しい黄金色が映えます。
1月15日、五穀豊穣を願って食べる「小豆がゆ」です。煮え加減に差が出ないよう、ご飯と小豆は別々に煮て仕上げます。
食べるときに砂糖をのせるのが柳原家の流儀。邪気を払い、無病息災を願っていただきます。