
きょうの料理レシピ
甘くない黒豆
ほんのり感じるみその風味が上品で新鮮。「この黒豆、甘くないんだ!」「お酒にも合うし、おかずにもなるね」と驚きの声、喜びの声がお正月の幕開けに。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/730 kcal
*全量
塩分/8.7 g
*全量
調理時間
/105分
*黒豆を湯につけておく時間、冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・黒豆 (乾) カップ1
- ・重曹 少々
- ・熱湯 カップ3
- 【A】
- ・砂糖 大さじ3
- ・みそ 70g
- ・にんじん 30g
- ・こんにゃく 1/4枚(50g)
- *アク抜き済みのものでない場合は、サッとゆでる。
- ・サラダ油
- ・しょうゆ
つくり方
1
鍋に黒豆と重曹を入れ、分量の熱湯をかけて一晩おく。
2
1の鍋を中火にかけ、沸騰してアクが出てきたらすくい取る。弱火にして【A】の砂糖を加え、みその半量を溶き、落としぶたをして豆が柔らかくなるまで1時間〜1時間30分、時々アクを取りながら煮る。
! ポイント
沸かして最初に出てくる泡のようなアクを手早く、きれいに取ることが大切。泡が収まってから、火を弱めて煮る。
豆が柔らかくなった時点で、煮汁がヒタヒタになっているのが理想的。途中で煮汁が少なくなりそうなら、適宜水を足す。
みその半量を先に加えて煮ると塩分によって豆のふくらみが抑えられ、皮が破れにくくなる。
3
にんじん、こんにゃくは1cm角に切る。フライパンにサラダ油少々を中火で熱し、にんじんとこんにゃくを炒める。にんじんに火が通ったら2に加え、残りのみそを溶く。
4
さらに5分間ほど煮て火から下ろし、味をみて足りなければしょうゆ小さじ1を加えて冷ます。
全体備考
●保存
清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で3日間。
きょうの料理レシピ
2025/12/08
おかず青年隊のおせち&ごちそう
このレシピをつくった人

柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流宗家。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。


















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