
きょうの料理レシピ
青梅酢シロップ
材料
(つくりやすい分量)
- ・青梅 1kg
- ・ホワイトリカー 100ml
- ・氷砂糖 1kg
- ・りんご酢 300~500ml
つくり方
1
青梅は大きなボウルなどに入れ、直接あまり触らないようにして流水で洗う。たっぷりの水に30分~2時間つける(青い梅は2時間、黄色くなり始めの梅は30分間が目安)。
2
竹串でなり口のヘタを取り除き、流水でサッと洗って水けをきる。ざるに並べ、風通しのよい場所に30分~1時間おいて乾かす。
3
清潔な保存瓶に7~8分目まで2の梅を入れる。ホワイトリカーを注ぎ、ふたをして上下左右によく振って全体になじませる。
4
上から入る分だけ氷砂糖を加える(梅を押すようにして入れてよい)。ふたをして日の当たらない風通しのよい場所におき、氷砂糖が溶けるまで1日1~2回瓶を揺する。
! ポイント
残った梅と氷砂糖は清潔な保存袋に入れて冷蔵庫に。翌日、瓶に隙間ができたら詰める。なくなるまで繰り返す。
5
6~8週間たったら、瓶に入る分だけりんご酢を注ぎ、日の当たらない風通しのよい場所に3か月間ほどおく
! ポイント
時間をおくほど酸味がまろやかな深みのある味になる。本田さんのおすすめは1年間おいた味。
6
ざるでこしてシロップを鍋(ホウロウなど酸に強いもの)に移し、弱火にかける。アクが出たら取り除き、沸騰してから5~6分間煮て、黄金色になったら火を止める。粗熱を取り、清潔な保存瓶に移す。
全体備考
◆瓶の消毒(ここでは容量2リットルの保存瓶を使用)◆
きれいに洗って完全に乾かした保存瓶にホワイトリカー大さじ1を入れてふたをし、瓶を回して全体に行き渡らせる。ふたをしたまま3分間おき、ホワイトリカーは紙タオルに吸わせ、瓶の外側やふたをきれいに拭く。
※保存瓶は、酸に強く、様子が見やすいガラスのものを使うのが、本田さんのここ数年のやり方。瓶を振ったり揺すったりしてなじませるので、自分にとって軽くて扱いやすいものを選びましょう。
●保存
常温で約1年間。
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◆青梅酢ソーダのつくり方◆
青梅酢シロップ適量を炭酸水適量で割る。好みで残った漬けたあとの青梅を加えても。
◆青梅酢シャーベットのつくり方◆
青梅酢シロップカップ1/4、水カップ1、レモン汁小さじ1、しょうが汁小さじ1を混ぜ合わせ、バットなどに入れて冷凍庫に入れる。時々スプーンでかき混ぜ、凍らせる。
きょうの料理レシピ
2025/06/03
本田明子の初夏の手仕事
このレシピをつくった人

本田 明子さん
家庭料理家。1982年に小林カツ代さんに弟子入り以来、20年間以上助手を務めながら、その味と技を学ぶ。「簡単だけど手を抜かない」精神を受け継ぎ、大らかに、かつおいしくつくるコツを伝え続けている。
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