
きょうの料理レシピ
チキンマサラ
スパイスを使いこなした本格的インドカレー。チキンはヨーグルトでマリネしておくと臭みがなくなり、柔らかく仕上がります。

写真: 松島 均
エネルギー
/610 kcal
*1人分
調理時間
/50分
*鶏肉をマリネする時間は除く。
材料
(つくりやすい分量。)
- ・鶏もも肉 1枚(300g)
- ・パプリカ (赤) 1コ
- ・トマト 1コ(200g)
- ・たまねぎ (みじん切り) 1コ分(200g)
- ・しょうが (小/みじん切り) 2かけ分(15g)
- ・にんにく (小/みじん切り) 2かけ分(15g)
- ・ココナツミルク (缶詰) カップ1/2
- 【A】
- ・プレーンヨーグルト 大さじ2
- ・カレー粉 小さじ1
- ・塩 一つまみ
- 【ホールスパイス】
- ・ローリエ 1枚
- ・シナモンスティック 1本
- ・カルダモン・クローブ 各5粒
- 【パウダースパイス】
- ・パプリカ (粉) 大さじ1
- ・コリアンダー 大さじ1
- ・カイエンヌペッパー 小さじ1
- ・ターメリック 小さじ1/2
- ・ご飯 茶わん4杯分強
- ・しょうが (細切り) 少々
- *仕上げ用。
- ・サラダ油
- ・塩
下ごしらえ・準備
スパイス
1 ○ホール(丸ごと)で使うもの
・ローリエ:上品な香りがあり、肉や魚のにおい消しに。煮込み料理に広く使われる。
・クローブ:クローブの花のつぼみを乾燥させたもの。刺激的で甘く強い香りで肉のにおい消しに。
・カルダモン:高貴な香りとさわやかな味わい。甘みとも相性がよい。
・シナモンスティック:甘い香りで煮込み料理やお菓子に使われる。
○パウダー(粉状)で使うもの
・カイエンヌペッパー:辛みのあるとうがらしをひいたもの。
・コリアンダー:香菜(シャンツァイ)の種子。さわやな香りの万能スパイス。
・パプリカ:ほとんど辛みのないとうがらしをひいたもの。甘みと色づけに。
・ターメリック:和名はうこん。カレーの色づけに欠かせない。
*このほかにマリネ用にカレー粉も使用。
つくり方
1
鶏肉は皮を除き、一口大に切る。ボウルに入れ、【A】を加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫に1時間ほどおいてマリネする。
2
パプリカは縦半分に切ってヘタと種を除き、一口大に切る。トマトはヘタを除き、1cm角くらいに切る。
3
鍋にサラダ油大さじ3を熱し、【ホールスパイス】を入れて中火で炒める。プクプクと泡立ってきたらみじん切りのしょうが、にんにくを加えてきつね色になるまで炒め、たまねぎを加えてさらにきつね色になるまで炒める。
! ポイント
焦がさないように常に混ぜながら。
4
3にトマトを加えて炒め、トマトが煮くずれてひとつにまとまるようになるまで炒める。火をいったん止め、【パウダースパイス】を加え、再び中火にかけて混ぜながらなじませる。
5
1の鶏肉をマリネ液ごと加え、鶏肉の色が変わるまで炒め、水カップ1+1/2、パプリカを加える。煮立ったらふたをして、弱火で15分間煮込む。
6
鶏肉に火が通ったらココナツミルクを加えて5分間煮込み、塩小さじ1強を加える。器に盛り、しょうがの細切りを散らし、ご飯を添える。
きょうの料理レシピ
2010/07/13
このレシピをつくった人

ナイル 善己さん
インド国籍。銀座「ナイルレストラン」三代目。
ケララ州出身のインド独立運動家であり「ナイルレストラン」創業者のA.M.ナイルを祖父に持つ。ゴア州に渡り、最高級ホテル・シダデゴア(Cida de Goa)の厨房で修行。2016年にソムリエ資格を取得。
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