
今回ご紹介するのは、ふんわりとして、なめらかな口当たりが魅力の「かきたま汁」。
トロリとした汁の中に卵がふんわり。卵がだしのうまみを包み込み、やさしい味わい深いおいしさです。
みつばの香りがよく合います。

かきたま汁
講師:河野 雅子
材料
(2人分)
・卵 … 1コ
【だし】
・水 … カップ2+1/2
・昆布 (5cm四方) … 1枚
・削り節 … 10g
・みつば … 3~4本
【水溶き片栗粉】
・片栗粉 … 小さじ2
・水 … 大さじ1+1/3
・塩 … 小さじ1/3
・しょうゆ … 小さじ1/4
つくり方
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【だし】をとる
小さめの鍋に分量の水と昆布を入れ、約30分間おく。中火にかけ、煮立つ直前に昆布を取り出す。削り節を加え、再び煮立ったら火を止める。ペーパータオルを重ねたざるでこす。
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下ごしらえをする
みつばは葉と軸(茎)に分け、軸(茎)は2cm幅に切る。【水溶き片栗粉】は混ぜておく。卵は卵白の小さい塊が残るくらいに軽く溶きほぐす。
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煮る
小さめの鍋に、【だし】、塩小さじ1/3、しょうゆ小さじ1/4を入れて中火にかけ、煮立ったらみつばの軸(茎)を加えて約30秒間煮る。【水溶き片栗粉】をもう一度混ぜて少しずつ加え、混ぜてとろみをつける。
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卵を加えて仕上げる
2の溶き卵を菜箸に伝わらせながら少しずつ回し入れる。大きく1~2回混ぜ、卵が膜状に広がってフワフワになったら火を止める。器に盛り、みつばの葉を添える。
全体備考
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◆水溶き片栗粉で卵フワフワ◆
かきたま汁の卵をフワフワにする秘けつは″とろみ″。水溶き片栗粉で汁にとろみをつけておくと、卵が薄い膜状に広がってフワフワに。片栗粉を倍量の水で溶き、少しずつ加えるとよい。
エネルギー:1人分60kcal
調理時間:10分(昆布を水につける時間は除く。)
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