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きょうの料理レシピ

黄金チャーハン

卵とご飯の一体感が命。卵黄でご飯をコーティングし、一粒一粒をほぐすようにパラッと炒めるのがポイントです。

黄金チャーハン

写真: 岡本 真直

材料

(2人分)

・卵黄 4コ分
・ご飯 (温かいもの) 400g
・ロースハム (薄切り) 2枚
・ねぎ 15cm
・酒 大さじ1
・サラダ油 大さじ3
・塩 少々
・こしょう 少々
・しょうゆ 少々

つくり方

1

ロースハムはご飯粒より細かいみじん切りにする。ねぎもみじん切りにする。

! ポイント

◆チャーハンの主役はご飯。具はご飯粒より小さく切る◆
ハム、ねぎはうまみや風味をプラスするために加えるが、ご飯粒より小さめに切って、ご飯を引き立たせる。

2

卵黄に酒大さじ1を加えてよく溶きほぐす。

3

ボウルにご飯を入れ、2を少しずつ加え、はしで混ぜる。ハムを加えて混ぜる。

! ポイント

◆温かいご飯に、溶き卵を少しずつ回しかける◆
冷やご飯は卵がしみこみにくいので、ご飯は必ず温かいものを。溶き卵を少しずつ全体に回しかけ、はしで混ぜてご飯によくからめる。

4

中華鍋をよく熱して火を止め、少し冷ましてから強火にかけ、サラダ油大さじ3を入れてなじませ、3を入れる。玉じゃくしでご飯をほぐすように手早くかき混ぜながら、ご飯がパラパラになるまで炒める。

! ポイント

◆鍋と玉じゃくしをスピーディーに動かして炒める◆
卵をふんわりと炒めるときとは違い、鍋と玉じゃくしを手早く上下に動かして、ご飯をほぐすように炒め、パラッと仕上げる。

5

塩・こしょう各少々で味を調え、1のねぎを加えてサッと炒め合わせる。香りづけにしょうゆ少々を回しかけ、仕上げる。

全体備考

【クッキングメモ】
木べら2本でかき混ぜてもOK。中国料理専用の大きな玉じゃくしがないという家庭も。その場合は、木べら(またはしゃもじ)2本で、両手を同時にスピーディーに動かし、ほぐすように混ぜると、パラッとおいしく仕上がる。

きょうの料理レシピ
2006/04/06 徹底マスター!卵

このレシピをつくった人

陳 建一

陳 建一さん

(1956~2023)全国に店舗をかまえる中国料理店のオーナーシェフ。四川料理の伝統を踏まえつつ、日本人向けにアレンジした家庭的なレシピが人気。

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