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きょうの料理レシピ

ニース風サラダ

ポテトやゆで卵、ツナを合わせたおしゃれなボリュームサラダです。オリーブとアンチョビの塩けで野菜をおいしくいただきましょう!

ニース風サラダ

写真: 吉田 篤史

エネルギー /340 kcal
調理時間 /25分

*ゆで卵をつくる時間は除く。

材料

(2人分)

・じゃがいも (メークイン) 1~2コ(150g)
・さやいんげん 9本
・トマト 1コ
・ピーマン 1コ
・黒オリーブ 10コ
・ツナ (缶詰/ソリッドタイプ) 120g
*身をほぐしていないもの
・アンチョビ (フィレ) 4枚
・固ゆで卵 2コ
【ドレッシング】*つくりやすい分量。様子を見て量を加減する。
・赤ワインビネガー 小さじ1
*白ワインビネガー、米酢でもよいが、米酢の場合 は大さじ1/2に増やして酸味のバランスを調整するとよい。
・塩 小さじ1/2
・フレンチマスタード 小さじ1
・こしょう 少々
・オリーブ油 大さじ4~5
・塩

つくり方

1

じゃがいもは1.5cm幅の半月形に切り、水にさらす。水けをきって鍋に入れ、新た
に水をヒタヒタに注ぎ、塩小さじ1/3を加え、ふたをして中火にかける。煮立ったら火を弱めて8~9分間ゆで、竹串がスッと通ればざるに上げて粗熱を取る。

! ポイント

皮をむいて食べやすく切り、少ない水分で、かつ、ふたをしてゆでると短時間で柔らかくなります。メークインを使い、水にさらしてでんぷんを落とし、塩を少々加えてゆでるのが煮くずれさせないコツ。

2

さやいんげんは太ければ縦半分に切る。塩少々を入れた湯で柔らかめにゆで、ざるに上げて粗熱を取る。トマトはヘタを除き、一口大の乱切りにする。

! ポイント

おひたしでは色よく仕上げることを重視しますが、柔らかめにゆでると甘みが出て、また違ったおいしさに。縦半分に切るときは、筋に沿わないでそぐようにすると、豆の断面がきれい。

3

ピーマンはおしりのほうから2~3mm厚さの輪切りにする。種が出てきたら、上の
ほうからヘタごとくりぬき、残りも輪切りにする。

! ポイント

この方法ならピーマンの種が散ることなくスムーズ。ヘタの部分は上から指で押すか、瓶のアルミキャップでくりぬくと簡単に取り除けます。

4

黒オリーブは水けをきる。ツナは缶汁を軽くきる。アンチョビは斜めに7mm幅に切る。ゆで卵は殻をむき、4等分のくし形に切る。

5

【ドレッシング】をつくる。ボウルに赤ワインビネガーと塩を入れ、よく混ぜて塩を溶かす。フレンチマスタード、こしょうを加え、オリーブ油を加えながらよく混ぜる。1のじゃがいもに大さじ1弱を加え、よく混ぜる。

! ポイント

塩は油に溶けにくいので、最初に酢と合わせて溶かします。その次に、酢と油のつなぎ役でもあるマスタードを。酢は香りがよく、酸味のキリッとした赤ワインビネガーがおすすめです。

6

レタスは洗って水けをよくきり、ちぎって器に並べる。25の具を彩りよくのせ、【ドレッシング】を適量かける。

! ポイント

味のしみにくいじゃがいもは先に少量の【ドレッシング】であえておき、残りの【ドレッシング】は、盛りつけたあとにたらすようにかけます。アンチョビや黒オリーブにも塩けがあるので、食べながら味をみて、足りなければ少しずつ補うようにしましょう。

全体備考

《黒オリーブが余ったら》
汁けをきってジッパー付きの保存袋で冷凍すれば、2か月間は保存できます。アンチョビも、油ごと小さな容器で冷凍すれば約1か月間保存可能。余ってしまうから、と省かずにぜひ使ってみて!

《ここをマスター》
・じゃがいもやゆで卵をゆでる水は少なめに。ふたを使い、短時間で沸騰させてゆでよう。
・さやいんげんは柔らかめにゆでて甘みを楽しもう。断面を見せる切り方も覚えて。
・ピーマンはおしりから輪切りにすればスムーズ&スピーディー。
・ドレッシングはかけすぎ注意! オリーブとアンチョビの塩けも味つけのうち。

きょうの料理レシピ
2012/07/10 6か月で!レパートリー倍増計画 夏野菜をもっとおいしく

このレシピをつくった人

脇 雅世

脇 雅世さん

約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。

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