正月料理に欠かせない、食卓を華やかに彩る煮しめです。丁寧に下ごしらえし、ゆっくりと味を含ませた煮しめは格別の味わいです。
うまみをしっかり抽出して、すべての煮しめのベースになるだしです。味つけの際に調味しやすいのが特長です。
にんじんと長芋で、紅白の梅に見立てます。長芋は白さを生かして仕上げましょう。
にんじんと長芋で、紅白の梅に見立てます。にんじんは下煮して柔らかく、きれいな色をいかしましょう。
鶴の飾り切りをした里芋の煮しめです。味がしみた里芋は味もまた格別のおいしさ!しょうゆを控えめに、ごく白く仕上げます。
紅白がきれいなえびは、サッと煮てから殻をむき、再度煮汁で味を含ませましょう。えびは鮮度のよいものがおすすめです。
しっかり味がしみたたけのこはおいしいこと請け合いです。水煮を使うので、気軽につくれます。
おせち料理には欠かせない、かつおの削り節と、昆布でとるだしです。淡泊な素材にコクを出したいときなどに使います。
数の子と同じく、たらこも「子孫繁栄」の象徴。少し甘みをきかせて煮上げます。きれいな形にまとめてつくっても。
小型の豆くわいを使います。おせち料理は黒っぽいものが多いので、これはあまり色をつけず、くわいの色を生かします。