close_ad
きょうの料理レシピ

洋風船場汁

アラも余すところなく使うのが、船場汁です。さばはムニエルにして、だしに香ばしさを加えます。

洋風船場汁

写真: 浮田 輝雄

材料

(4人分)

・塩さば 1匹
*塩さばがない場合は、アラを使わずさばの切り身4切れでもよい。その場合は、塩適量をふり、2~3時間おき、水けをふく。
・大根 (皮をむく) 5cm
・にんじん (皮をむく) 1/2本
・木綿豆腐 1丁
・ねぎ 1本
・だし 900ml
*かつおの削り節でとったもの。
・こしょう
・小麦粉
・サラダ油
・うす口しょうゆ

つくり方

1

大根は5mm厚さのいちょう形に、にんじんは5mm厚さの輪切りにする。豆腐は8等分に切る。ねぎは白い部分は3cm長さに切る。青い部分は3cm長さに切り、縦に切り込みを入れ中心のしんを除き、縦に細く切り、水にさらす。

2

塩さばは三枚におろして、片身を2~3つに切り、皮に3~4本斜めに切り目を入れる。頭は縦半分、背骨は3~4等分に切る。それぞれにこしょう少々をふり、小麦粉を薄くまぶす。

3

フライパンにサラダ油大さじ3を入れて、強めの中火にし、ねぎの白い部分と2をこんがりと焼く。

! ポイント

皮側から焼くと身が反るので、身側から両面を焼く。多めの油でムニエルにし、香ばしさを出す。

4

鍋にだしを入れ、大根、にんじん、豆腐、3を入れて強火にかける。沸いたら弱火にし、アクを取り除きながら30分間程度コトコトと煮る。

! ポイント

浮いてきた脂やアクをていねいに取り除くことで、魚の生臭さも除くことができる。

5

野菜の甘みと魚のうまみが出たら、うす口しょうゆ大さじ1~2で味を調える。器に具を盛り、汁を注ぐ。1のねぎの青い部分を水けをきってのせ、好みでこしょう少々をふる。

きょうの料理レシピ
2007/10/23 料理人の”まかない”メニュー

このレシピをつくった人

中村 正明

中村 正明さん

大阪・心斎橋にある料理店店主。和食に洋食の要素を取り入れた「和洋折衷料理」を創作している。

もう一品検索してみませんか?

おすすめキーワード 土井 善晴 笠原 将弘
PR

旬のキーワードランキング

他にお探しのレシピはありませんか?

FOLLOW US

NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介