
きょうの料理レシピ
干し芋
秋に収穫したさつまいもが貯蔵される間に甘みを増しておいしくなるのが、ちょうど寒風の吹くころ。今がつくりどきの干し芋と昔懐かしいさつまいものおやつを渡辺あきこさんに教わります。
写真: 新居 明子
エネルギー
/1060 kcal
*全量
塩分/0.8 g
*全量
調理時間
/135分
*さつまいもを冷ます時間、干す時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・さつまいも 3本(900~1000g)
- *べにはるか、安納いもなど肉質がネットリしている種類がおすすめ。
つくり方
1
さつまいもはよく洗って皮付きのまま蒸し器(またはせいろ)に入れ、できるだけたっぷりの湯を沸かした鍋にのせる。
2
ふたをして弱火にし、2時間ほど蒸す。30分ごとに様子を見て、湯が少なくなっていたら適宜足す。
! ポイント
1時間で柔らかくはなるが、さらに時間をかけて蒸すことで、ネットリとしておいしい干し芋になる。
3
熱いうちに取り出してまな板に置き(やけどに注意)、皮をむいて冷ます。
! ポイント
包丁の刃を浅く入れ、皮を引っ張るようにすると薄くむける。すぐに切るとくずれるので、必ず冷ます。
4
両端は筋が多いので、3cmほど切り落とし、縦長に1cm厚さに切る。
! ポイント
柔らかいので包丁にくっつきやすいが、手で無理に取らず、ナイフを差し込んではがすとよい。
5
間隔をあけてざるに並べ、屋外の風通しのよい場所で2~3日間干す。
! ポイント
虫や鳥の被害を避けるには、干物用の網で干すのもおすすめ。
6
水分がとび、手で裂けるような堅さになれば干し上がり。
全体備考
●保存 ~すぐに食べない分は~
ジッパー付き保存袋に重ならないように入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存する。オーブントースターや電子レンジで温めてもおいしい。
冷蔵庫で約1週間。
冷凍庫で約1か月間。
きょうの料理レシピ
2025/12/15
はじめての手仕事
このレシピをつくった人

渡辺 あきこさん
各地に伝わる郷土料理に興味をもち、全国の「母の味」を訪ね歩くことがライフワークに。料理教室やテレビ番組、数々の著書を通して、ほっこりとした家庭料理のレシピを伝え続けている。



















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