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きょうの料理レシピ

蒸し豚

豚バラ肉と季節の野菜を合わせた一皿。豚肉は塊のまま、うまみを閉じ込めながらしっとり蒸し上げます。

蒸し豚

写真: 邑口 京一郎

エネルギー /340 kcal

*1人分

塩分/2.7 g

*1人分

調理時間 /30分

*火を止めてからおく時間、粗熱を取る時間は除く。

材料

(2人分)

・豚バラ肉 (塊) 160g
*ここでは3cm厚さのものを使用。
・白菜 60g
・ほうれんそう 10g
【A】
・しょうゆ 大さじ3
・酢 大さじ1
・ごま油 小さじ1
・ラー油 小さじ1
・酒

下ごしらえ・準備

◆フライパン蒸しの道具◆

1 深めのフライパン(ふた付き)
水をはって蒸すので、ある程度の深さが必要。耐熱皿が入る大きめのフライパンがよい。ここでは直径28cmのフライパンを使用。ぴっちり閉まるふたも必須。

2 耐熱皿
蒸している間に水が入らないよう、水の深さよりも高さがあるものがよい。高さがない皿の場合は、下に1枚高さのある皿を置く。

3 ミトン
耐熱皿を取り出すときは熱いので、必ずミトンや布巾などを使う。

つくり方

1

白菜は5cm長さの短冊形に切る。ほうれんそうは5cm長さに切り、水にサッとさらして水けをきる。ともに耐熱皿に広げる。

2

1の上に豚肉をのせて酒大さじ1をまぶす。

! ポイント

豚肉に酒をまぶして、くさみを消す。

3

フライパンに2cm深さまで水を入れて2をのせ、強火にかける。沸騰したらふたをし、15〜20分間蒸したら火を止め、ふたをしたまま5分間おく。

! ポイント

豚肉の厚さによって、蒸し時間は加減する。途中で湯が少なくなったら適宜足す。
豚肉の中心に竹串を刺し、火が通っているかを確認。透明な肉汁が出ればOK。

4

3の粗熱が取れたら豚肉を取り出し、薄いそぎ切りにする。

! ポイント

表面積が大きくなるように、斜めに薄切りにする。薄いほうが口当たりがよい。

5

3の耐熱皿に豚肉を戻し入れて野菜とあえる。器に取り分け、混ぜ合わせた【A】のたれを適量かける。

全体備考

◆フライパン蒸しの”基本の蒸し方”◆
「せいろや蒸し器がなくても大丈夫!」と吉田勝彦さん。身近なフライパンでふっくらおいしい蒸し料理がつくれます。

1.水は2cm深さが目安
フライパンに2cm深さまで水を入れ、具材をのせた耐熱皿を入れる。表面加工のフライパンの場合は、皿の下に布巾を敷くとよい。

2.火加減の調整は必要なし!
最初はふたはせずに火にかける。レシピによって火加減は違うが、最初から最後まで火加減の調節は必要なし。

3.ふたをするのは沸騰してから
沸騰したら、ふたをする。長時間蒸す場合は、途中で湯が少なくなったら適宜湯を足す。

4.蒸し上がり!
蒸し上がったら、火から下ろしてふたを取る。

5.やけどに注意して取り出す
蒸気が落ち着いたら、ミトンをして耐熱皿を取り出す。

きょうの料理レシピ
2025/12/02 蒸しおかず決定版!

このレシピをつくった人

吉田 勝彦

吉田 勝彦さん

東京・代々木上原にある中華料理店オーナーシェフ。旬の食材のおいしさを最大限に引き出す、ヘルシーでシンプルな中華料理が評判を呼んでいる。家庭で実践しやすいレシピも人気。

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