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きょうの料理レシピ

牛肉と根菜のコチュジャンお煮しめ

牛肉を塊のまま煮込むごちそう煮しめ。牛もも肉は温めなくてもおいしいのでストック向きです。コチュジャン入りで、和の煮しめとは違った味わいが楽しめます。うまみたっぷりの煮汁にご飯を入れ、おじや風にしても美味。

牛肉と根菜のコチュジャンお煮しめ

写真: 内藤 貞保

エネルギー /1660 kcal

*全量

塩分/14.9 g

*全量

調理時間 /50分

*粗熱を取る時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・牛もも肉 (塊) 500g
*牛もも肉の部位のなかでも、少し脂のあるイチボ(尻の先の部位)があればおすすめ。
・こんにゃく 150g
・にんじん 1本(150g)
・れんこん 150g
・まいたけ 1~2パック(150g)
・にんにく 3かけ
【A】
・だし 500ml
・しょうゆ 大さじ4
・砂糖 大さじ3
・酒 大さじ3
・コチュジャン 大さじ2
・ゆで卵 3~4コ
*ゆで加減は、お好みでOK
・枝豆 (ゆでてさやから出し、薄皮をむいたもの) 適宜
・砂糖

つくり方

1

牛肉は大きければ半分に切り、熱湯をかけて湯をきる。

! ポイント

肉の表面のアクを落とすため、熱湯をかける。

2

こんにゃくはサッと洗って縦半分に切り、1.5cm厚さのそぎ切りにする。ボウルに入れて砂糖小さじ2をもみ込み、約2分間おいてから洗い、水けをきる。

! ポイント

砂糖をもみ込むと、こんにゃくの水分が抜けて味がしみやすくなる。

3

にんじんとれんこんはよく洗い、皮ごと1.5cm厚さの輪切りにする。れんこんは大きければ半月形に切る。まいたけは堅い部分を切り落とし、大きめにほぐす。

4

鍋に123、にんにく、【A】を入れる。ふたを少しずらしてのせ、中火にかける。沸いたらアクを除いて弱めの中火にし、20分間ほど煮て火を止め、そのままおいて粗熱を取る。

! ポイント

いったん火を止めて冷ますと、牛肉、こんにゃく、野菜に味がしみ込んでいく。

5

4の牛肉を取り出し、食べやすく切る。鍋に牛肉を戻し入れ、再び中火にかける。コチュジャンを煮汁で溶きのばしながら加える。煮立ったら弱火にし、ふたをして10分間ほど煮て火を止め、ゆで卵を加える。

! ポイント

食べやすい厚さに切り分ける。
牛肉を戻し入れ、さらに煮て味を含ませる。
半熟卵に火が通りすぎないように、最後に加えると黄身に程よい柔らかさが残る。

6

器に5を盛り合わせ、ゆで卵を半分に切って添える。あれば枝豆を散らす。

全体備考

●保存
粗熱が取れたら保存容器に入れて冷蔵庫で3日間。
※ゆで卵は早めに食べきる。

◆コチュジャンで奥行きのある味わいに!◆
コチュジャンは、米やもち米、粉とうがらしなどを主材料とする朝鮮半島の発酵調味料。「日本のみそのような存在ですね。特徴は、辛みと甘みの両方を兼ね備えていること。今回のように煮物に入れると、辛みと甘みの幅が広がり、奥行きのある味わいになります」と大原さん。

きょうの料理レシピ
2025/10/08 大原千鶴の幸せ!時短ごはん

このレシピをつくった人

大原 千鶴

大原 千鶴さん

京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。

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