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きょうの料理レシピ

なすと鶏肉の焼きびたし

鶏肉は、うまみの強い食材です。カリッと焼いて合わせ地に浸すと肉に味がしっかりつき、同時に合わせ地にもうまみが加わります。それを吸い込んだ野菜がしみじみおいしいです

なすと鶏肉の焼きびたし

写真: 内藤 貞保

エネルギー /190 kcal

*1人分(【合わせ地】は2/3量を計算。)

塩分/2.9 g

*1人分(【合わせ地】は2/3量を計算。)

調理時間 /20分

*粗熱を取る時間、【合わせ地】につける時間は除く。

材料

(2~3人分)

・なす 2コ(200g)
・鶏もも肉 1/2枚(150g)
・生しいたけ 3枚(45g)
・青ねぎ 1本(50g)
【合わせ地】
・水 カップ3
・うす口しょうゆ 65ml
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1+1/2(15g)
・サラダ油

つくり方

1

なすはヘタを切り落として縦に2等分にし、皮側に斜めに5mm幅の切り目を入れて、長さを3等分に切る。しいたけは軸を除いて十文字に切る。青ねぎは4cm長さの斜め切りにする。鶏肉は食べやすく切る。

2

鍋に【合わせ地】の材料を入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせて火を止める。

3

フライパンにサラダ油適量を中火で熱し、鶏肉を全体に焼き色がつくまで焼く。8割方火を通したらフライパンの端に寄せ、あいた部分にしいたけと青ねぎを加える。しいたけがしんなりし、鶏肉に火が通るまで炒めて火を止め、2の【合わせ地】につけて、粗熱を取る。

! ポイント

鶏肉はカリッと香ばしく焼く。きつね色になり、8割方火を通したら野菜を加える。
鶏肉は、完全に火を通してから【合わせ地】に入れること!

4

同じフライパンにサラダ油適量を弱めの中火で熱し、なすの切り口を下にして並べ入れる。焼き色がついたら上下を返し、皮が柔らかくなるまで焼く。3の【合わせ地】になすを加え、約20分間つける。

! ポイント

なすは弱火から中火でじっくり焼く。菜箸などで押して柔らかくなればOK。
なすは紫色をキープするため、【合わせ地」の粗熱を取ってから加える。

きょうの料理レシピ
2025/07/23 京料理人の次代を担う新和食 ”だしいらず”でおいしい!涼レシピ

このレシピをつくった人

小西 雄大

小西 雄大さん

京都で300年続く日本料理店11代目若主人。京都の朝廷や宮中の節会などで供された有職(ゆうそく)料理を伝える。伝統的な技法を踏まえながら、現代の素材や調理法をとり入れた料理も考案。

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