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きょうの料理レシピ

だて巻き

堀江家では子どもたちのおせちづくりデビューは、このだて巻きから。60年以上前から、はんぺんを使って、ミキサーで簡単につくっています。だて巻きの両端は、年越しそばと一緒に食べるのがお決まりです。

だて巻き

写真: 木村 拓(東京料理写真)

エネルギー /840 kcal

*全量

塩分/4.2 g

*全量

調理時間 /20分

*冷ます時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・卵 6コ
・はんぺん 約100g
・みりん カップ1/2
・砂糖 大さじ3
・塩 小さじ1/4

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 オーブン用の紙で型をつくる(25×30cmの天板があれば不要)。
(1)オーブン用の紙を30×40cmに切り、四辺を内側に2cm幅に2回折る。
(2)上下を返して四辺を折り返し、縁が立つように四隅をホチキス(耐熱の針のもの)でとめる。

2 オーブンは200℃に温める。

つくり方

1

天板にオーブン用の紙でつくった型を置く(25×30cmの天板でつくる場合は、そのままオーブン用の紙を敷く)。アルミ箔(はく)をフワッと筒状に丸め、天板のあいているところに置いて土手をつくる。

2

すべての材料をミキサーに入れ、かくはんする。はんぺんが見えなくなるくらいになったら、1の型に流し入れる。

! ポイント

生地が流れ出るのを防ぐため、型を支えるようにアルミ箔を天板に置く。気泡は気にしなくてOK。

3

200℃のオーブンで約15分間焼く。焼き色がつき、手のひらで触って何もつかなければ焼き上がり(やけどに注意)。

4

鬼すだれ(または巻きす)を広げ、熱いうちに上面を下にして鬼すだれの上に取り出す(やけどに注意)。型を静かに外し、鬼すだれごと手前からギュッとひと巻きして押さえる。そのまま手前の鬼すだれを奥側に引っ張りながら滑らせるようにクルクルと巻く。巻き終わりが下を向くようにして、そのまま人肌の温度まで冷ます。盛りつけるときに2cm厚さに切る。

! ポイント

最初のひと巻きは手でギュッと押さえ、形が安定するまで10秒間ほど待つとよい。
鬼すだれをゆっくりと滑らせながらクルクルと巻く。つぶさないように注意。
横から見て“の”の字になるようにして冷ます。

全体備考

●保存
冷蔵庫で5日間。

きょうの料理レシピ
2024/12/09 堀江家の世代を結ぶおせち&ごちそう

このレシピをつくった人

堀江 ひろ子・ほりえ さわこ

堀江 ひろ子・ほりえ さわこさん

料理研究家の草分けでもある故・堀江泰子さんから、ひろ子さん、さわこさんと母娘(おやこ)3代で料理研究家として活躍。ひろ子さんは長年の経験に基づく合理的なレシピや、身近な材料で手早くできる料理を数多く紹介。さわこさんは、祖母、母から受け継いだ伝統的な味に新たなアイデアをとり入れ、時代に合わせてつくりやすく進化させた家庭料理を提案している。

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