
きょうの料理レシピ
太刀魚のピリ辛煮
夏から秋のはじめは、太刀魚が最もおいしい時季。くせが少なく程よく脂がのった、上品な味わいです。ウロコがなく、ワタも少なく、扱いやすいのもうれしいところ。甘辛い照り煮はご飯によく合い、ほかの魚にも応用できるので、ぜひおうちの定番に加えてください。
写真: 川上 朋子
エネルギー
/290 kcal
*1人分
塩分/2.8 g
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・太刀魚 (切り身) 2切れ(160~200g)
- 【A】
- ・水 カップ1/2
- ・酒 カップ1/4
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・しょうが (薄切り) 3枚
- ・七味とうがらし 適量
- 【薬味】
- ・ねぎ 10cm
- ・しょうが 1かけ
- ・ブロッコリースプラウト 1パック
- ・小麦粉
- ・サラダ油
つくり方
1
【薬味】のねぎは長さを半分に切り、縦に切り目を入れて芯を除き、せん切りにする。しょうがはせん切りにする。スプラウトは根元を切り落とす。【薬味】を合わせてサッと水にさらし、水けをきる。
2
太刀魚はサッと洗って水けを拭き、両面に5mm幅の切り目を入れる。両面とも、背ビレの付け根に沿って切り目を入れ、小麦粉を薄くまぶす。
! ポイント
太刀魚は、背ビレに沿って小骨がくしの歯のようについている。背ビレの付け根に切り目を入れておくと、食べるときに箸で簡単に骨が外せる。
3
フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、2を並べて焼く。断面が白くなったら上下を返し、【A】を加えて煮立たせ、しょうがを散らす。煮汁をすくって全体に回しかけ、オーブン用の紙で落としぶたをし、フライパンのふたもして中火で7~8分間煮る。
! ポイント
香ばしく焼き目をつけてから煮ると、魚のくせが抑えられて食べやすくなる。
4
ふたと落としぶたを取って七味とうがらし少々をふり、煮汁をすくって全体に回しかける。煮汁が半量ほどになったら器に盛って1を添え、好みで七味とうがらし少々をふる。
きょうの料理レシピ
2024/09/10
秋のはじめのおそうざい
このレシピをつくった人

藤野 嘉子さん
3人の子育て経験に基づいた、家庭でつくりやすく、素材の持ち味を生かした家庭料理を数多く紹介している。ジャンルを問わず、つくりやすいレシピに定評がある。
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