
きょうの料理レシピ
フライパンローストビーフ
フライパンで手軽につくれるのにまるでレストランのようなおいしさ。切り方やソース、付け合わせを変えると、楽しさが倍にふくらみます。

撮影: 竹内 章雄
エネルギー
/1110 kcal
*全量/付け合わせ、ソースは除く。
塩分
/6.6 g
*全量/付け合わせ、ソースは除く。
調理時間
/35分
*肉を休ませる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・牛肉 (ももまたは肩ロース/塊/常温に戻す) 600g
- ・赤ワインソース 適量
- *つくり方は全体備考参照。
- ・みそさんしょうソース 適量
- *つくり方は全体備考参照。
- ・かぶ 適量
- ・きゅうり 適量
- ・ねぎ 適量
- ・塩 小さじ1
- ・こしょう 少々
- ・サラダ油 少々
- ・オリーブ油 少々
- ・黒こしょう (粗びき) 少々
つくり方
1
牛肉全体に塩をまぶしてもみ込み、こしょうをまぶして約5分間おく。
2
深めのフライパンにサラダ油を熱し、強火(脂の多い肉の場合は中火~強火)で牛肉を焼きつける。
! ポイント
側面まで、まんべんなく丁寧に焼きつける。
3
全面に焼き色がついたら弱火にしてふたをし、5~8分間蒸し焼きにする。上下を返してふたをしたまま、さらに5~8分間焼いたら、火を止めて取り出す。アルミ箔(はく)に包み、約10分間休ませる。
! ポイント
焼き時間は、肉の大きさや形によって調整する。焼いてから休ませて、余熱でしっとりさせる。
4
【赤ワインソースの場合】
かぶを皮付きのまま四~六つ割りにし、オリーブ油を熱したフライパンで焼きつける。ローストビーフを厚めに切って器に盛り、かぶを添えて赤ワインソースをかける。好みで黒こしょうをふる。
【みそさんしょうソースの場合】
きゅうりは5~6cm長さの細切りにし、ねぎは5~6cm長さのせん切りにし、水にさらして水けを拭く(白髪ねぎ)。ローストビーフを薄切りにして器に盛り、きゅうり、ねぎ、みそさんしょうソースを巻いて食べる。
! ポイント
パンにはさんでローストビーフサンドにしたり、ローストビーフ丼にしても(全体備考参照)。
全体備考
◆赤ワインソース◆
◎エネルギー130kcal(全量) ◎塩分0.4g(全量) ◎調理時間20分(粗熱を取る時間は除く)
材料(つくりやすい分量)とつくり方
小鍋に赤ワインカップ1を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして約半量になるまで10~15分間煮詰める。火を止めて粗熱を取り、ブルーベリージャム大さじ3~4、しょうゆ小さじ1/2~1を加えて混ぜる。
◆みそさんしょうソース◆
材料(つくりやすい分量)とつくり方
小鍋に白みそ・みそ各大さじ3、酒・みりん各大さじ2を入れて中火にかける。煮立ったら砂糖小さじ1~2を加えて火を止める。刻んだ実ざんしょうのつくだ煮大さじ1を加えて混ぜる。
◎エネルギー300kcal(全量) ◎塩分9.8g(全量) ◎調理時間5分
◎ローストビーフをサンドイッチに
軽くトーストした食パンにバターと和がらしを塗り、ローストビーフを並べて塩、こしょうをふり、もう1枚の食パンでサンドするだけ。ローストビーフはちょっと厚めに切ったほうがジューシーでおいしい。
◎ローストビーフ丼
薄切りにして温かいご飯にのせ、わさびじょうゆをかける。
きょうの料理レシピ
2020/12/02
栗原はるみの おいしいのきっかけ
このレシピをつくった人

栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。
2013年4月より、料理番組『きょうの料理』(NHK Eテレ)にレギュラー出演中。
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