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きょうの料理レシピ

クリスタルノエル

キラキラとクリスタルのようなあめをふんわりとのせて、手づくりのケーキでノエル(クリスマス)を過ごしましょう。お菓子を初めてつくる方でも、簡単でおいしくできます。

クリスタルノエル

写真: 松島 均

エネルギー /3240 kcal

*全量

調理時間 /100分

*ビスキュイを冷ます時間は除く。

材料

(直径18cmのスポンジ型1台分。)

【ビスキュイ】*別立てスポンジ。
・卵白 3コ分
・グラニュー糖 90g
・卵黄 3コ分
・薄力粉 90g
・溶かしバター (食塩不使用) 30g
【チーズクリーム】
・クリームチーズ 250g
・グラニュー糖 60g
・レモン汁 小さじ1
・生クリーム 50ml
・レモンの皮 (国産/すりおろす) 1/2コ分
・いちご (小) 17コ(約150g)
・生クリーム 50ml
【飾りのあめ】
・グラニュー糖 50g
・水あめ 100g
・水 少々
・金箔 (食用) 適宜
*あれば。

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 スポンジ型に薄くバター(分量外)をぬり、底と側面にオーブン用の紙を敷く。

2 オーブンを180℃に温める。

3 クリームチーズは室温に戻して柔らかくする。5~6等分に切って、電子レンジ(600W)に約50秒間かけてもよい。

4 厚紙を直径18cmの円形に切る。

つくり方

【ビスキュイ】をつくる
1

卵白をボウルに入れ、ハンドミキサー(または泡立て器)で泡立てる。全体が白っぽく泡立ったら、グラニュー糖を3~4回に分けて加えて、そのつどよく泡立てて、すくうとトロッと落ちて、細長くたれる程度にする。

2

溶いた卵黄を一度に加え、泡を消さないようにゴムべらで底から返すようにして混ぜる。

3

薄力粉をふるいにかけながら加えて、底から返すようにして混ぜる。

4

溶かしバターをゴムべらに受けながら加え、底から返すようにして混ぜる。

! ポイント

溶かしバターはやや熱いうちに生地に混ぜる。

5

準備した型に4を流し入れ、型ごと台に1回トンと落として空気を抜く。

6

180℃に温めたオーブンで25分間焼く。焼き上がったら、型から出し、紙はつけたままでケーキクーラーなどの上で冷ます。

【チーズクリーム】をつくる
7

室温に戻したクリームチーズをボウルに入れ、ゴムべらなどでよくほぐす。

8

グラニュー糖を3~4回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。次にレモン汁、生クリームの順に加え、よく混ぜる。

9

レモンの皮のすりおろしを加え、よく混ぜる。

組み立てる
10

いちごは表面に飾る分の3~4コを取り置いて、残りはヘタを取り、縦に3mm厚さに切る。

11

6の【ビスキュイ】の紙をはずし、厚みを半分に切る。

! ポイント

厚みの半分の位置に、包丁の刃のあとをグルリと1周つけてから切るとよい。

12

回転台の上に丸く切った厚紙を敷き、【ビスキュイ】の下半分をのせる。

! ポイント

クリームをぬるには回転台があると便利だが、なければ平らな台の上で作業してもよい。

13

9の【チーズクリーム】を【ビスキュイ】の表面に薄くぬり、10の薄切りのいちごを全面に並べる。

14

いちごの上にもう一度【チーズクリーム】を薄くぬり、【ビスキュイ】の上半分をのせる。

! ポイント

【チーズクリーム】全量のうち1/3はサンド用に、2/3は外側にぬるのが目安。

15

14の上面と側面に【チーズクリーム】をぬる。

16

ボウルの底を氷水にあてながら、生クリームを泡立てる。七分立て(すくうとトロトロと落ちて、クリームのあとが少し残る程度)にする。

17

厚紙の下にパレットナイフを差し込み、ケーキを皿の上に移す。15の上面に16のクリームを流し、パレットナイフなどで広げ、縁から少したれるようにする。

【飾りのあめ】をつくる
18

木の棒と新聞紙を準備する。テーブルの縁に対して垂直に、木の棒の端をガムテープでとめる。約45cmあけ、もう1本も同じようにとめる。あめがたれるので、テーブルと木の棒の下に新聞紙を敷く。

19

厚手の小鍋に、グラニュー糖、水あめを入れ、全体が湿る程度に水を加える。

20

強火にかけ、155℃(薄い黄色に色づきはじめる程度)になったら、ボウルにはった水に鍋ごと約5秒間つけてあめにする。

! ポイント

水につけるのは、あめが色づくのを止めるため。

21

20のあめをスプーンですくい、18で準備した2本の木の棒に渡すようにして、あめをたらす。何本も重ねるようにたらすとよい。

! ポイント

途中で小鍋のあめが堅くなったら、湯せんにかける。

22

あめが固まったら、棒から外す。こんもりと高さが出るように寄せ集め、あれば金箔をところどころにのせる。

23

10で取り置いたいちごを縦2等分に切り、17の上面の好みの位置に飾り、その上に22のあめをのせる。あめの中にさらにいちごを飾ってもよい。

! ポイント

あめは時間がたつと湿気を吸い、溶けてしまうので、食べる直前につくる。また、ケーキを切り分けるときは、いったん【飾りのあめ】をはずし、ケーキを切ったあと、あめをおのおのの皿に取り分けるとよい。

全体備考

《飾りのあめをつくるのに必要なもの》
・厚手の小鍋
・温度計(200℃まではかれるもの)
・スプーン
・45cm~50cmの木の棒2本(熱に強いもの。長い菜ばしでもよい)
・ガムテープ
・新聞紙3~4枚

◆【チーズクリーム】をつかったおすすめレシピはこちら◆
ホワイトボール
いちごのチーズクリームがけ

きょうの料理レシピ
2005/12/21 お菓子大好き

このレシピをつくった人

大森 由紀子

大森 由紀子さん

フランス各地を取材し、お菓子や料理を通してフランスの文化や歴史を、多くの雑誌で紹介している。東京都内で料理教室主宰。フランスの伝統菓子を広める会「ガレット・デ・ロワクラブ」の理事でもある。

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