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きょうの料理レシピ

豆腐めし

冠婚葬祭や運動会の日にふるまわれる「とふめし」と呼ばれる丹波篠山(たんばささやま)の郷土料理を、さばのみそ煮で秋らしくアレンジしました。しば漬けなどのお漬物とも相性よし。

豆腐めし

写真: 内藤 貞保

エネルギー /500 kcal

*1人分

塩分/1.7 g

*1人分

調理時間 /25分

*干ししいたけを戻す時間は除く。

材料

(2人分)

【豆腐めしの素(もと)】*つくりやすい分量
・木綿豆腐 1丁(350g)
・さばのみそ煮 (缶詰) 1缶(190g)
・干ししいたけ 1~2枚(10g)
・干ししいたけの戻し汁 70ml
【A】
・にんじん (細切り) 30g
・しょうゆ 大さじ1
・しょうが (みじん切り) 小さじ1
・粉ざんしょう 少々
・ご飯 (温かいもの) 300g
・枝豆 (塩ゆでしてさやから出したもの) 20g
・卵 2コ
・塩
・米油

つくり方

1

【豆腐めしの素】をつくる。干ししいたけは水カップ3/4~1につけ、冷蔵庫に一晩おいて戻す。軸を落とし、薄切りにする。戻し汁70mlはとっておく。

2

豆腐は大きめの一口大に切って深めの耐熱ボウルに入れ、ラップをせずに電子レンジ(600W)に8分間かける。ざるに上げ(やけどに注意)、木べらで押して水けをきる。

! ポイント

ギューッと押して豆腐の中の水けまできる。突沸を防ぐため、豆腐は切ってから電子レンジにかける。

3

フライパンに12、さばのみそ煮を缶汁ごと入れる。豆腐とさばを軽くほぐし、【A】を順に加えて中火にかける。混ぜながら汁けがほぼなくなるまで5分間ほど炒める。

4

ボウルにご飯を入れ、3の【豆腐めしの素】200gを加えてサックリと混ぜる。枝豆を加えてさらに混ぜる。

5

別のボウルに卵を溶きほぐし、塩1つまみを加えてよく混ぜる。別のフライパンに米油小さじ2を中火で熱し、卵液を注ぐ。ふんわりとふくらんできたら、菜箸でざっと混ぜてすぐに火を止め、半熟状のうちに取り出す。器に4を盛り、卵をのせる。

全体備考

●【豆腐めしの素】の保存
冷蔵庫で3日間保存できる。

きょうの料理レシピ
2024/09/11 大原千鶴のこれから楽しむ大人時間 残暑の秋じたく

このレシピをつくった人

大原 千鶴

大原 千鶴さん

京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。

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