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きょうの料理レシピ

かぼちゃ蒸しパン

かぼちゃをたっぷりと練り込んだ、やさしい味わいの蒸しパンです。かぼちゃのでんぷんの働きで、ふんわりとふくらみます。ほんのりとした甘さで、食事や子どものおやつにぴったり。

かぼちゃ蒸しパン

写真: 新居 明子

エネルギー /190 kcal

*1コ分

塩分 /0.4 g

*1コ分

調理時間 /45分

*休ませる時間、発酵させる時間は除く。

材料

(4コ分)

・かぼちゃ (皮とワタは除く) 100g
【A】
・てんさい糖 大さじ1
*全体備考参照。
・粗塩 小さじ1/3
*全体備考参照。
・植物油 小さじ2
*全体備考参照。
・水 大さじ2
・ドライイースト 小さじ2/3
・強力粉 150g

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 オーブン用の紙を10cm四方に4枚切る。

つくり方

かぼちゃをつぶす
1

かぼちゃは蒸気の上がった蒸し器に入れ、竹串がスッと通るまで10分間ほど強火で蒸す。熱いうちにポリ袋(Mサイズ)に入れ、袋の上からコップの底などでよくつぶす。【A】を順に加えて袋の上から軽くもみ、人肌くらいの温度になったら、ドライイーストを加えてよくもむ。

粉を合わせる
2

1に強力粉を加え、空気を入れて口をねじり、粉っぽさがなくなるまで50回ほどよく振る。

! ポイント

かぼちゃの水分が少なくて粉っぽさがなくならない場合は、水少々を足すとよい。

ポリ袋の上からもむ
3

空気を抜き、袋の上から7~8分間、しっかりともむ。

! ポイント

もんでいるうちに堅かった生地が柔らかくなり、弾力が出てくる。生地がほんのりと温かくなるまでもむ。

休ませる
4

袋の口をねじってとめ、常温で15分間ほど休ませる。

! ポイント

生地を少し休ませると、ふくらみがよくなる。

分割する
5

生地の表面がピンとはるように丸めて袋に置く。手で軽く押して平らにし、カードかナイフで4等分にする。

発酵させて蒸す
6

オーブン用の紙に1コずつのせ、蒸し器に入れる。鍋に60℃くらいの湯を入れ、蒸し器をのせる。ふたをし、一回り大きくなるまで30分間ほど発酵させる。蒸し器をいったん鍋から下ろし、鍋を中火にかける。湯が沸騰したら、再び蒸し器をのせて15分間蒸す。

全体備考

◆温め直せば蒸したて同様に!◆
冷めてもおいしくいただけますが、蒸気の上がった蒸し器で5分間ほど温め直すと、蒸したて同様の口当たりが楽しめます。また、オーブントースターで表面をカリッと焼くのもおすすめです。

◆白崎さんが使用する調味料◆
・植物油→菜種サラダ油、または、ごま油(白)。
・粗塩→原料がミネラル含有量の多い海水100%の塩。
・てんさい糖→てんさい(砂糖大根)が原料の砂糖。きび糖で代用できる。

◆はじめてのパン3つのポイント~かぼちゃ蒸しパン~◆
1.かぼちゃのでんぷんの働きで、フワフワに!
2.成形いらず! 切りっぱなしで蒸すだけ!
3.発酵は1回、30分間だけでOK!

きょうの料理レシピ
2022/01/24 白崎裕子のはじめてのパン

このレシピをつくった人

白崎 裕子

白崎 裕子さん

神奈川県・葉山の海辺に建つ古民家にて、オーガニック料理教室「白崎茶会」を主宰。
小麦粉、卵、乳製品をつかわない、お菓子やパンのレシピを、日々、考案している。

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