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きょうの料理レシピ

春野菜の煮物

うす味に煮たい材料や、彩りよく仕上げたいものから先に煮て、徐々に味を濃くして煮含めていくのがおいしくつくるポイントです。

春野菜の煮物

写真: 小川 勝彦

材料

(4~6人分)

・ゆでたけのこ 250g
・ふき (ゆでたもの) 150g
・ぜんまい (ゆでたもの) 150g
・油揚げ 1枚
・生麩(ふ) (あれば花生麩) 1本
・えんどう (さや付き) 100g
*スナップえんどうなどでもよい。
・だし カップ4
・削り節 (細かいもの) 大さじ2
・塩
・酒
・しょうゆ
・砂糖

つくり方

1

たけのこは人数に応じた分量になるよう縦割りにする。ふきは4~5cm長さに切る。ぜんまいはサッと熱湯に通し、ふきと同じ長さに切る。油揚げは熱湯に通して油抜きし、約5mm幅の短冊に切る。生麩は約2cm長さに切る。

2

えんどうは塩もみし、熱湯で好みの堅さにゆで、すぐに冷水にとり、水けをきる。

3

だし、酒カップ1/2、しょうゆ大さじ4で合わせ調味料をつくる。鍋に合わせ調味料の1/3量とたけのこを入れてよく煮、取り出す。

4

小鍋に3の合わせ調味料少々と砂糖小さじ1を入れ、生麩(ふ)を入れてひと煮立ちさせ、煮汁につけたまま冷ます。

5

3のたけのこを煮た鍋にふきを入れ、合わせ調味料適量を加えて、ふきの色が変わらない程度に煮る。ふきを別の器に取り出し、ヒタヒタに煮汁を加えて冷ます。

6

5のふきを煮た鍋にぜんまいと油揚げを入れ、残りの合わせ調味料、砂糖小さじ1、しょうゆ少々、4の煮汁を足し、少し濃い味に煮る。

! ポイント

だしや調味料を適宜加えて煮る。ふきの堅い部分は縦二つに割ってゆで、油揚げで巻き、かんぴょうで結び、46の煮汁を合わせた中で、弱火で煮汁がなくなるまでこってりと煮きると無駄なく使える。

7

器の中央にえんどうを盛り、36の汁けをきって周りに盛る。たけのこは、サッとからいりして粉状にした削り節をまぶす。

全体備考

※このレシピは、1985年4月8日に放送したものです。

きょうの料理レシピ
2015/04/22 懐かしの名調子・名レシピ
(初回放送日:1985/04/08)

このレシピをつくった人

阿部 なを

阿部 なをさん

(1911~1996)青森県生まれ。26歳のとき、人間国宝・堀柳女に師事し人形作家となる。48歳より東京・上野に料理店を構え、店には最後まで立ち続けた。

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