
きょうの料理レシピ
しらい流だまこ鍋
ご飯をつぶして丸めただんごを“だまこ”といい、「だまこ鍋」は秋田県の郷土料理です。本来はせりを入れますが、しらい流はもっと身近な豆苗で一年中楽しみます。煮汁がしみただまこが滋味深いおいしさです。余った汁はうどん、そばのかけつゆに!
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/430 kcal
*1人分(煮汁1/2量を計算)
塩分/3.1 g
*1人分(煮汁1/2量を計算)
調理時間
/25分
*だまこを冷ます時間、ごぼうを水にさらす時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・ご飯 (温かいもの) 330g(1合分)
- ・鶏もも肉 1枚(300g)
- ・ごぼう 1/2本(100g)
- ・まいたけ 1パック(100g)
- ・豆苗 1袋(正味100g)
- ・にんにく (薄切り) 1かけ分
- ・だし カップ4
- 【A】
- ・酒 大さじ4
- ・みりん 大さじ4
- ・しょうゆ 大さじ4
- ・塩
- ・黒こしょう (粗びき)
つくり方
1
ボウルにご飯を入れ、麺棒やスプーンで半分ほどつぶす。手に水をつけ、直径3cmのだんご状に丸めて冷ます(だまこ)。
! ポイント
だまこが温かいうちに鍋に加えると形がくずれやすいので、冷ましておく。
2
ごぼうはピーラーで薄く削り、水に10分間さらして水けをきる。まいたけは食べやすくほぐす。豆苗は根元を除く。鶏肉は一口大に切る。
3
土鍋にだし、にんにく、鶏肉、塩小さじ1を入れて強めの中火にかける。煮立ってきたら火を弱めてアクを取り、5分間ほど煮る。
4
【A】、ごぼう、まいたけを加える。再び煮立ってきたら、豆苗と1のだまこを加えて、ひと煮立ちさせる。器に取り分け、黒こしょう適量をふる。
! ポイント
だまこは煮すぎるとくずれてしまうので、軽く煮るくらいでOK。
全体備考
◆鍋料理は、だしが命!◆
鍋料理のポイントは“だし”。だしさえおいしければ、全部おいしくなる!あとの味つけはおまけのようなものです。市販のだしパックでも顆か粒りゅうだしでもいいので、おいしいだしでつくってくださいね!
◆しらい流 基本のだし◆
せっかくなので、この機会に基本のだしをマスターしましょう。自分でとっただしは、格別においしい!
(でき上がり量は約800ml)
1.昆布のうまみを出す
鍋に水カップ5、昆布10gを入れて、30分間ほどおく。弱めの中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す。
※昆布は一晩水につけておいてもよい。
2.差し水をする
強火で沸騰させてから、水カップ1/2を加えて温度を下げる。
3.削り節のうまみを出す
削り節20gを加えて火を弱め、4分間煮る。
4.こす
味をみて、いい味になったら火を止める。不織布の紙タオルを敷いたざるをボウルに重ねて、こす。
●だしの保存
冷まして清潔な保存瓶に入れ、冷蔵庫で約2日間、冷凍用保存袋に小分けして冷凍庫で約2週間保存可能。
きょうの料理レシピ
2025/12/23
強火で行こうぜ! 愛をコメて!ごちそう米レシピ
このレシピをつくった人

しらい のりこさん
ご飯のおいしさを世に広めるべく、夫とのユニット「ごはん同盟」としても活動中。ご飯物はもちろん、ご飯とよく合うおかずにも定評あり!



















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