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きょうの料理レシピ

かつおのアラ煮

かつおはアラや血合いのおいしさもまた格別。アラの濃いうまみが煮汁となじんで絶品のおいしさ。

かつおのアラ煮

写真: 澤井 秀夫

材料

(つくりやすい分量)

・かつおのアラ 500g
*血合いも含む。
・実ざんしょうのつくだ煮 大さじ3
*市販。
【煮汁】
・酒 カップ1
・水 カップ1
・砂糖 大さじ6
・しょうゆ 大さじ5

つくり方

1

かつおのアラは食べやすい大きさに切る。水洗いはせずに表面の血や水けをよくふき取る。

! ポイント

身がむき出しになっているアラは、洗うと水っぽくなってしまう。表面の血や水けはきれいにふき取る。

2

鍋(直径21cm)に1を入れ、【煮汁】の材料と実ざんしょうのつくだ煮を加えて、強火にかける。

! ポイント

アラや血合いを煮つけるときは、アクをきちんと除くためにも魚を入れてから煮汁を注ぎ、まんべんなく浸っている状態にして火にかける。また、煮汁にはさんしょうを加え、さわやかな風味に。

3

アクを除き、水でぬらした落としぶたをして中火にし、約12分間、【煮汁】が1/3量程度になり、トロリとするまで煮る。

! ポイント

アクを除いたら落としぶたをして、周囲が十分に煮立っている火加減を保つ。

4

仕上げに【煮汁】を回しかけ、照りを出す。

! ポイント

とろみのついた煮汁を回しかけ、おいしそうな照りを出して仕上げる。

全体備考

【かつおのアラ】
初夏に店頭に並ぶかつおは、ほとんどが刺身用におろされた身の部分だが、骨回りや血合いの部分ももちろん食べられる。大きい魚なので、そういった部分にもたくさん身がついているし、身とは違ったおいしさがあるので鮮魚店などで問い合わせてみるとよい。

きょうの料理レシピ
2010/05/10 定番料理の黄金レシピ

このレシピをつくった人

土井 善晴

土井 善晴さん

おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。

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