
きょうの料理レシピ
たけのこの煮物
ゆでるだけではなく、しっかり味を煮含めておくのが、林さん流のたけのこの下ごしらえです。手間に思えるかもしれませんが、ここまでやっておくとその後の料理が圧倒的に楽!手軽にたけのこざんまいが楽しめます。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/190 kcal
*全量
塩分/11.7 g
*全量
調理時間
/100分
*冷ます時間、急冷する時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・たけのこ 1~3本(1kg)
- ・米のとぎ汁 適量
- 【A】
- ・だし 940ml
- ・酒 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・みりん 小さじ1
- ・塩 小さじ1弱(5g)
- ・削り節 10g
つくり方
1
たけのこは汚れを洗い落とし、穂先から1~2cmを先端の向きに沿って斜めに切り落とす。続いて根元の堅い部分を切り落とす。
2
先端の断面から縦に1本、たけのこの長さの1/3くらいまで、1cm深さの切り目を入れる。
! ポイント
切り目を入れておくと、ゆでたあとに皮がむきやすくなる。
3
外側の皮を2~3枚むく。
4
大きめの鍋にたけのこを重ならないように並べ、米のとぎ汁をかぶるくらいまで注ぐ。強火にかけて落としぶたをする。沸いたら中火にし、ポコポコ沸いている状態を保ちながら40分~1時間ゆでる。
! ポイント
途中、たけのこが水面から出たら、水を適宜足す。
5
たけのこの根元あたりに竹串が刺さるようになったら火を止める。鍋に入れたまま、完全に冷めるまでおく。
6
たけのこを取り出し、洗う。水けをきり、切り目から皮をむく。皮をどこまでむくかの目安は、白い部分の割合が茶色い部分より少し多くなったくらいまで。
7
根元のでこぼこしたところを竹串でこすり取り、表面をなめらかにする。
! ポイント
このひと手間で、見た目も口当たりもよくなる。包丁だと傷がつきやすいので、竹串を使う。
8
先端の茶色い部分を切り落とし、縦半分に切る。根元の端を薄く切り落とす。
9
鍋にたけのこと【A】を入れ、強火で煮立たせる。
10
厚手の紙タオル(不織布タイプ)を2枚重ねて削り節をのせ、手前と奥、左右を順に折りたたんで包む。これを9にのせて追いがつおをし、火を弱めてフツフツと沸くくらいの火加減を保ちながら20分間ほど煮る。
! ポイント
追いがつおで落としぶたも兼ねる。
11
火を止め、鍋の底を氷水につけて急冷し、追いがつおを外す。冷めたらすぐに食べられるが、冷蔵庫で一晩から半日おくと味がしみておいしくなる。
! ポイント
急冷して一気に温度を下げると日もちがよくなり、味もスッキリしてキレが出る。
全体備考
●保存
たけのこの煮物を煮汁ごと清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で3~4日間、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で約1か月間。冷凍する場合、加熱調理に使うときは冷蔵庫で解凍してから使う。加熱しない調理のときは、煮汁ごと凍ったまま鍋に入れ、サッと煮立たせてから使う。煮汁は日もちをさせるために濃いめの味つけなので、煮汁を使う料理の場合は味をみて水でうすめるとよい。
きょうの料理レシピ
2026/04/13
はじめての手仕事
このレシピをつくった人

林 亮平さん
香川県出身。東京・南青山の日本料理店店主。家庭向けのレシピは「誰にでも覚えやすくて食べ飽きない味がいちばん」と、応用自在で理にかなった調理法を研究、提案している。
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