
きょうの料理レシピ
さつまいもと鶏肉の甘酢煮
さつまいもの甘みに鶏肉のうまみ、にんにくのパンチがきいた甘酢煮。仕上げに加える小松菜は、シャキッとした食感がアクセントに。さつまいもはもちろん、小松菜も食物繊維が豊富です。
写真: 邑口 京一郎
エネルギー
/390 kcal
*1人分
塩分/2.9 g
*1人分
調理時間
/15分
*さつまいもを水にさらす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・さつまいも 200g
- ・鶏もも肉 (大) 1/2枚(200g)
- ・小松菜 1株
- ・にんにく 1かけ
- 【A】
- ・水 カップ1
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・酢 大さじ2
- ・酒 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・サラダ油
つくり方
1
さつまいもはよく洗い、皮付きのまま1cm厚さの半月形に切り、10分間ほど水にさらして水けをきる。小松菜は5cm長さに切る。にんにくは縦半分に切り、あれば芯を除き、包丁の腹でつぶす。鶏肉は余分な脂を取り除き、6等分に切る。
! ポイント
水にさらしてさつまいものアクやでんぷんを除くと、煮汁がにごりにくくきれいな仕上がりになる。
2
フライパンにサラダ油大さじ1/2とにんにくを入れて弱めの中火にかけ、にんにくが色づいたら取り出す。鶏肉を皮側を下にして入れ、中火で皮に焼き色がつくまで3分間ほど焼く。鶏肉の上下を返して端に寄せ、【A】、さつまいも、取り出したにんにくを加える。煮立ったらふたをし、弱めの中火で5~6分間、さつまいもに竹串がスッと通るまで煮る。
! ポイント
色づいたにんにくは焦げないようにいったん取り出し、煮るときに戻して煮汁にも風味をつける。
鶏肉の皮はこんがりと焼いて、香ばしさを引き出す。
3
小松菜を加えて、しんなりするまでさらに1分間ほど煮る。
全体備考
◆体が求める旬の食材◆
”季節の変化や体調に合わせた食材"を食べて"体を整える"というのが、薬膳の基本的な考え方です。夏から秋へと季節が移ると空気が乾燥しはじめ、肺や腸も影響を受けます。そのため、のどの不調や便秘が起こりやすくなる時季でもあります。そんなときに積極的にとりたいのが、きのこやれんこん、芋といった旬の食材。薬膳では、きのこやれんこん、芋類は"腸の働きを助ける"とされていますし、長芋は"乾燥対策"にもよくとり入れられます。どれも食物繊維が豊富ですので、日々の食事にぜひとり入れてみてください。
きょうの料理レシピ
2025/09/30
きのこ・れんこん・いもでキ・レ・イに!
このレシピをつくった人

齋藤 菜々子さん
「きょうからできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った親しみやすい家庭料理を提案し、幅広い世代から人気を集める。
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