
きょうの料理レシピ
いり鶏
いつもの煮物が丁寧な下ごしらえとお正月ならではの盛りつけで、おせちの主役に。飾り切りは子どもたちにおまかせです。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/180 kcal
*1人分
塩分/2.1 g
*1人分
調理時間
/70分
*干ししいたけを戻す時間は除く。
材料
(5~6人分)
- ・鶏もも肉 1枚(250~300g)
- 【A】
- ・砂糖 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・だし 大さじ2
- ・酒 大さじ2
- ・ごぼう 1本(150g)
- ・にんじん 1本(100g)
- ・れんこん 150g
- ・ゆでたけのこ 1/2本(50~75g)
- ・こんにゃく 1枚
- ・干ししいたけ 4~5枚
- 【B】
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・松葉ぎんなん 全量
- *全体備考参照
- ・竹絹さや 全量
- *全体備考参照
- ・梅形にんじん 全量
- *全体備考参照
- ・サラダ油
- ・しょうゆ
- ・みりん
つくり方
1
干ししいたけは水カップ1につけて戻す(戻し汁はだし適量[分量外]を加えてカップ2にし、とっておく)。水けを絞り、軸を除いて一口大のそぎ切りにする。鶏肉は一口大に切って鍋に入れ、【A】を加えて火にかける。沸騰したらひと混ぜしてふたをし、弱めの中火で10分間ほど煮る。火が通ったら煮汁ごと冷ます。
! ポイント
鶏肉は野菜とは別で煮て、しっかり下味をつける。
2
ごぼうはよく洗って皮ごと乱切りにする。にんじん、れんこん、ゆでたけのこも乱切りにする。こんにゃくは一口大にちぎってサッとゆで、湯をきる。
3
別の鍋にサラダ油大さじ1を中火で熱し、2、1の干ししいたけを炒める。全体に油が回ったら1の戻し汁を加える。ひと煮立ちさせたら【B】、1の鶏肉の煮汁を加え、落としぶたをして弱めの中火で30~40分間ゆっくりと煮る。
! ポイント
鶏肉のうまみが出た煮汁で、野菜がおいしく煮える。野菜を煮ている間、鶏肉は乾かないようにラップをしておく。
4
煮汁が少なくなったら1の鶏肉を加えてひと煮立ちさせ、味をみてしょうゆ・みりん各適量で調える。器に盛り、松葉ぎんなん、竹絹さや、梅形にんじんをあしらう。
! ポイント
鶏肉は仕上げに加えると火が通りすぎず、味も抜けすぎない。
全体備考
◆松竹梅の飾り切り◆
<梅形にんじん>
1.にんじん3cmは7~8mm厚さの輪切りにし、花形の型で抜く。にんじんの中央から花びらのくぼみに向かって包丁の刃先で切り目を入れる。さらに花びらの頂点から切り目に向かって包丁をねかせるようにしてそぐ(片面だけでよい)。
2.小鍋に入れ、ヒタヒタになるくらいのだし、砂糖・塩・酒各少々を加えて柔らかくなるまで煮る。
<竹絹さや>
絹さや6枚は筋を除いて塩ゆでし、ざるに上げて冷ます。梅形にんじん(上記参照)の煮汁適量をふり、盛りつけるときに重ねて斜め半分に切って3切れを組み合わせる。
<松葉ぎんなん>
ぎんなん(ゆでたもの)5~6コは、ようじを刺して穴を開け、2本つながった状態の松葉を根元からそれぞれに通し、1本だけ折り曲げる。
●保存
冷蔵庫で2~3日間。
きょうの料理レシピ
2024/12/09
堀江家の世代を結ぶおせち&ごちそう
このレシピをつくった人

堀江 ひろ子・ほりえ さわこさん
料理研究家の草分けでもある故・堀江泰子さんから、ひろ子さん、さわこさんと母娘(おやこ)3代で料理研究家として活躍。ひろ子さんは長年の経験に基づく合理的なレシピや、身近な材料で手早くできる料理を数多く紹介。さわこさんは、祖母、母から受け継いだ伝統的な味に新たなアイデアをとり入れ、時代に合わせてつくりやすく進化させた家庭料理を提案している。
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