close_ad
きょうの料理レシピ

台湾カステラ

焼きたてはフワフワ、一晩おくとしっとり。シフォンケーキのような軽い口当たりで人気の台湾カステラを、家庭でもつくりやすいレシピでご紹介します。

台湾カステラ

写真: 宮濱 祐美子

エネルギー /1270 kcal

*全量

塩分 /0.8 g

*全量

調理時間 /80分

*冷ます時間は除く

材料

(15×15cmの角型、または直径18cmの丸型1台分)

・植物油 50ml
*ごま油(白)など香りのないもの。
・薄力粉 60g
・牛乳 40ml
・卵 4コ
・グラニュー糖(または上白糖) 70g
・はちみつ 小さじ1
・オレンジリキュール 小さじ2

下ごしらえ・準備

1 型の内側に、側面を高くして(8cm高さ程度)オーブン用の紙を敷く。

2 底が抜ける型の場合は、湯が入らないように周りをアルミ箔(はく)で包む。

3 卵は卵黄と卵白に分ける。

4 オーブンは170~180℃に温める。

つくり方

生地をつくる
1

フライパンに湯を中火で沸かし、⼤きめの耐熱ボウルに植物油を⼊れて湯煎に1分間かけ、約70℃に温める。

! ポイント

湯につけるだけだと40~50℃までしか温度が上がらないので、湯を沸かしながら湯煎にかける。ボウルは熱くなるのでやけどに注意。

2

湯煎から外し、薄⼒粉をふるい⼊れ、泡⽴て器でサックリと混ぜる。

3

⽜乳を湯煎にかけて、人肌より温かい40〜50℃に温める。2に加えてざっと混ぜ、さらに卵⻩を加えて混ぜる。はちみつも加えて混ぜる。

! ポイント

牛乳を加えるとギュッと堅くなるが、卵黄を加えて混ぜるとトロリとしてくる。

4

別のボウルに卵⽩とグラニュー糖をざっと混ぜ、ハンドミキサーの高速で泡⽴てる。持ち上げたときにツノが⽴ち上がらないくらいの、柔らかくつやのあるメレンゲにする。仕上げにハンドミキサーを低速にしてきめを整える。

! ポイント

グラニュー糖は全量を一度に入れると、メレンゲのきめが細かくなり、ふくらみすぎないので焼き上がりの表面が裂けにくくなる。

5

4のメレンゲの1/4量程度を3に加えて、泡立て器でよく混ぜる。全体が混ざったら、残りのメレンゲを加えてしっかり混ぜる。オレンジリキュールを加えて、ゴムべらでさらに混ぜる。

! ポイント

完全に混ざってからさらに20回ほど、生地につやが出るまでしっかり混ぜる。オレンジリキュールを加えると、焼き上がりの卵のにおいがやわらぐ。

生地を焼く
6

準備した型に、上から落とすように生地を流し⼊れる。型を軽くたたいて、筋が残らないように表⾯をならす。大きい気泡は竹串で刺してつぶす。

7

天板に6をのせ、ぬるま湯を天板にカップ1程度注ぐ。170~180℃のオーブンで15分間焼く。温度を150〜160℃に下げて50分間ほど焼く。

! ポイント

オーブンの火力が強い場合、あれば天板を2枚重ねるか型の下に耐熱のシリコンマットを敷くと、下からの熱がやわらぎ、表面が裂けにくくなる。

8

カステラの中央上部に竹串を刺して、生地がつかなければ焼き上がり。やけどに気をつけてすぐに型から外し、紙も外して冷ます。

! ポイント

重みでつぶれやすいので、すぐに好みの大きさに切って横に倒すとよい。

全体備考

※はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。

きょうの料理レシピ
2022/02/11 いちおしスイーツ

このレシピをつくった人

若山 曜子

若山 曜子さん

大学卒業後、パリの製菓学校に留学し、フランス国家資格(C.A.P)を取得、パティスリーやレストランで研さんを積む。帰国後は自宅で菓子・料理教室を主宰。つくりやすいレシピが人気で、『シリコン型付き!かわいいお菓子ブック』(共著。小社刊)も好評。

もう一品検索してみませんか?

おすすめキーワード れんこん 汁物 じゃがいも
PR

旬のキーワードランキング

2
3
5
7
8
9
10

他にお探しのレシピはありませんか?

FOLLOW US

NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介