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きょうの料理レシピ

昭和49年の「ゆで豚肉の刺し身とスープ」

昭和49年に放送された懐かしのレシピです。ひとつのなべでできる簡単料理のはしりといえます。

昭和49年の「ゆで豚肉の刺し身とスープ」

写真: 山本 明義

材料

(4人分)

【ゆで豚肉の刺し身】
・豚ロースまたはもも肉 (塊) 400g
・ねぎ 1/2本
・しょうが 1かけ
・きゅうり 2本
・甘酢しょうが 適量
・溶きがらし 適量
・柚子こしょう 適量
【スープ】
・豚肉のゆで汁 カップ4
・豆腐 1/2丁
・レタス 少々
・トマト (小) 1コ
・しょうゆ
・塩 少々
・こしょう 少々
・こしょう (粒)
・水 カップ7~8

つくり方

ゆで豚肉の刺し身
1

豚肉はなるべく細長くて形のよいものを求める。塊のままぬるま湯で洗い、水でサッと洗う。

2

鍋に豚肉、水カップ7~8、ブツ切りにしたねぎ、たたきつぶしたしょうがを入れて、強火にかける。煮立ったらやや火を弱めてアクを取る。ふたをして弱火で30~35分間ゆで、肉の中央に竹ぐしを刺して、透明な汁が出てくるようになったら火を止める。

! ポイント

煮立って湯の表面にアクが固まってきたら、火を弱めて全部すくい取る。

3

肉を取り出し、乾かないようにガーゼか紙タオルで包んで再びゆで汁につけ、冷ましておく。このとき、ねぎとしょうがは取り除いておく。

! ポイント

表面が乾かず、肉がしっとり保たれるように包む。この状態で汁ごと保存容器に入れ、冷蔵庫で2~3日間保存可能。

4

きゅうりは4cm長さに切って、かつらむきにしてから細切りにし、水にさらす。

5

肉はなるべく薄切りにし、水けをきったきゅうりとともに器に盛る。甘酢しょうが、溶きがらし、柚子こしょうを添え、からしじょうゆか柚子こしょうで食べる。

スープ
6

3のゆで汁を取り分け、表面の脂を紙タオルで取り除き、塩・こしょう各少々で味を調える。

7

やっこに切った豆腐、ちぎったレタス、くし形に切ったトマトを器に分け入れ、アツアツ、または冷たくした6の【スープ】を注ぎ、好みでこしょうをひく。

きょうの料理レシピ
2006/07/26 料理今むかし

このレシピをつくった人

城戸崎 愛

城戸崎 愛さん

(1925~2020)神戸市生まれ。長年「きょうの料理」に出演し、洋風料理をはじめとする家庭のおかずをわかりやすく紹介。「ラブおばさん」の愛称で親しまれている。テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活躍。

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