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きょうの料理レシピ

長芋と豚バラの炒め煮

長芋を、ぬめりを洗ってお肉と煮れば、歯あたりはシャキッと、中はホックリとして生とはひと味違ったおいしさです。長芋を1本買ったときなどに覚えておくと便利です。

長芋と豚バラの炒め煮

写真: 工藤 雅夫

エネルギー /400 kcal

*1人分

塩分 /2.00 g

*1人分

調理時間 /45分

材料

(4人分)

・長芋 400g
・豚バラ肉 (塊) 300g
・だし カップ3
【A】
・みりん 大さじ4
・うす口しょうゆ 大さじ2
・塩 小さじ1/3
・細ねぎ (小口切り) 少々
・サラダ油 大さじ2

つくり方

1

長芋は水で洗い、すべらないように水けを拭き取ってから皮をむく。縦に半分(太いところは4等分)に切り、一口大の乱切りにしてざるに入れる。

! ポイント

乱切りにすると断面が大きくなってお味がしみやすく、火の通りも早くなる。

2

1を流水でよく洗ってから氷水につけ、手でぬめりを落とす。

! ポイント

氷水につけて洗うとぬめりが取れて、歯ざわりがシャキッとする。ぬめりが好きな方は、洗わずそのままで。

3

豚肉は1cm厚さに切る。フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、火から外してぬれ布巾の上で冷ましてから豚肉を入れる。再び中火にかけ、じっくりと焼きつける。

! ポイント

底をぬれ布巾に当てて、ジュッという音が静まってから肉を入れれば、肉が鍋肌にくっつくこともない。

4

肉の両面に焼き色がついたら盆ざるに並べ、熱湯を回しかけて脂抜きをする。

! ポイント

このひと手間で、油っぽくなく、すっきりとしたお味に仕上がる。

5

鍋に長芋と豚肉を入れてだしを注ぎ、中火にかける。煮立ったら【A】を加え、落としぶたをして中火で20分間ほど煮る。

6

器に盛って汁をはり、細ねぎを散らす。

全体備考

【長芋】
青森県は長芋の名産地。積雪前の晩秋と、雪解け後の春、年に2回の旬があります。

きょうの料理レシピ
2016/11/07 登紀子ばぁばの秋の食卓

このレシピをつくった人

鈴木 登紀子

鈴木 登紀子さん

(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。

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