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きょうの料理レシピ

如意巻き

「意の如く」願いをかなえるという意味があるといわれる如意巻き。かにと豚の肉あんのおいしさと、二つの渦巻きが出会う形の妙がなんとも魅力的です。お祝い事やおせちにどうぞ。

如意巻き

写真: 竹内 章雄

エネルギー /340 kcal

*1本分

調理時間 /40分

*冷ます時間は除く。

材料

(2本分)

【肉あん】
・豚ひき肉 200g
*赤身がよい。脂が多いと、蒸すときに脂が落ちてやせてしまう。
・かにの缶詰 (水煮/大) 1缶(170~180g)
・ねぎ (みじん切り) 大さじ2
・しょうが (みじん切り) 1かけ分
・かたくり粉 大さじ2
・酒 小さじ1~2
・塩 小さじ1/2
【薄焼き卵】
・卵 2コ
・塩 少々
・酒 少々
・サラダ油
・かたくり粉

つくり方

1

【肉あん】をつくる。かにはフードプロセッサーなどで細かくほぐし、ほかの【肉あん】の材料とともにボウルに入れ、粘りが出るまで手でよく混ぜる。

2

【薄焼き卵】をつくる。ボウルに卵を割りほぐし、塩と酒を入れて混ぜ、目の細かいざるでこす。卵焼き器にたっぷりのサラダ油を入れ、火にかけてなじませてから耐熱性の別のボウルに油を除く。この作業をもう一度繰り返してから、さらに紙タオルで油を拭く。

! ポイント

卵焼き器に余分な油が残っているときれいに焼けない。卵焼き器は、ここでは約縦18×横18cmのものを使用。

3

卵焼き器を火にかけ、卵液の1/3量を注ぐ。表面が乾いてきたら菜箸を差し込み、裏返す。サッと火を通して、裏返しにしたざるにのせ、空気がこもらないように粗熱を取る。残り2枚も同様に焼く。

! ポイント

1枚目はきれいに焼けないことが多いので、3枚焼いて、2枚目と3枚目を使うとよい。

4

まな板に巻きすをのせ、ぬらして堅く絞ったさらしを置き、薄焼き卵1枚を広げて、かたくり粉をごく薄くふる。のり用に1の【肉あん】から少量をとり分け、残りの半量をのせ、細めのへらで均一の厚さにのばす。

5

巻き始めとなる両端をやや薄めにのばし、真ん中に目印の竹串を置いて、端から竹串まできっちりと巻いていく。

6

片方を巻いたら、反対側から高さが同じになるようにきっちり巻き、2つの渦巻きをつくる。竹串をはずして、2つの渦巻きの谷間に、4でとり分けたのり用の【肉あん】を詰める。

7

しっかりと形を整えるように巻き、さらしの両端をキュッとひねる。同様にもう1本つくる。

8

蒸気の上がった蒸し器で約20分間蒸し、取り出す。熱いうちにさらしをはずし、よく冷ます。盛り付けるときに食べやすい厚さに切り分ける。

全体備考

【保存】さらしをはずして冷まし、切らずにラップで包んで冷蔵庫で保存する。

※このレシピは、2012/12/11に放送したものです。

きょうの料理レシピ
2012/12/25 おせち

このレシピをつくった人

有元 葉子

有元 葉子さん

素材の味を生かしたシンプルで潔いレシピと、センスの良い暮らしぶりが世代を超えて多くの支持を集めている。

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