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きょうの料理ビギナーズレシピ

スクランブルエッグ

パンを添えて食べるのが、フランス流の楽しみ方。火が入りすぎないよう、余熱を利用して仕上げます。

スクランブルエッグ

写真: 松本 祥孝

材料

(2人分)

・卵 3コ
・生クリーム 大さじ1+1/3
*または牛乳。
・塩 一つまみ
・バター 15g
・食パン 適量

つくり方

卵を溶く
1

ボウルに卵を割り入れ、菜箸でよく溶きほぐす(泡立て器で混ぜると空気を含んでしまい、火にかけたときに膨らんで失敗の原因になる)。

2

1に生クリームと塩を加えてよく混ぜ合わせる。

火にかける
3

表面加工してあるフライパンにバターを入れて弱火にかけ、溶け出す前に2の卵液を流し入れる。耐熱のゴムべらで、外側から内側に向かって大きく混ぜながら火を通す。

4

中心がトロトロになり、底が固まってきたら、火から外す。

余熱で仕上げる
5

大きな塊をつぶさないように、余熱で混ぜる。

6

スプーンですくうと、トロッと流れるくらいの状態に仕上げる。ゆるすぎるようなら、再度弱火にかけるとよい。

7

器に盛り、オーブントースターで焼いて食べやすく切った食パンを添える。

全体備考


【卵の仕組み】卵白は2種類!
卵は大きく分けて、卵黄、濃厚卵白、液状卵白という3つの部分からできています。うまみやコクがあるのは卵黄の部分。卵白は主に水分とたんぱく質で、卵黄を包んでいる濃厚卵白にはコシがあり、液状卵白はサラッとしています。

【卵料理のコツ】濃厚卵白のコシをきる
スクランブルエッグやオムレツをつくるときは、濃厚卵白のコシをしっかり切るように溶きほぐします。コシがきれていないと、卵黄と均一に混ざらず、なめらかな食感になりません。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2014/03/13 おうちで手軽に!イタリアン&フレンチ

このレシピをつくった人

谷 昇

谷 昇さん

東京・神楽坂にあるフレンチレストランオーナーシェフ。2度フランスへ渡り修業し、帰国後、複数の店でシェフを務めた後に自身の店をオープン。応用しやすい自由なレシピと、歯切れよく明快な解説で人気を集めている。

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