三好 良久 さん
ミヨシ リョウキュウ
滋賀県の曹洞(そうとう)宗妙応(みょうおう)寺・住職

写真:内藤 貞保
プロフィール
2004年から2020年まで、福井県の曹洞宗大本山永平(えいへい)寺で典座職を務めた。食材を大切に、食べる相手に心を寄せ、自分自身もまたおいしいと感じるようにつくる、精進料理の心を伝える。
料理ジャンル そのほかの料理
三好 良久 さんの人気レシピ
たくあん
手仕込みのたくあんは、味も見た目も市販のものとは異なる趣です。大根が内に蓄えた甘みと水けが程よく残り、シャクッとした食感に。心を込めて仕込めば、多少不格好でも味わい深いお漬物になります。
みかんのおろしあえ
たくさんいただいたみかんをおいしく食べる工夫から生まれた㆒品。甘酢を含んだ大根おろしとみかんが、口の中でフワッと溶け合います。
大根の葉の混ぜご飯
ごまの香りがアクセントの、菜っ葉の炒め物を混ぜ込んで。大根の葉は青菜と同じように、サッとゆがいて鮮やかな緑色を引き立たせます。
大根の皮のパリパリ漬け
皮は小気味のよい歯ごたえで、お茶うけや箸休めにピッタリの一皿に。
大根おろしまんじゅう
三好さんが精進料理のおもてなしやデザートでお出しする、大根おろしでつくったおまんじゅう。みたらしだれは甘くしすぎず、2種類の風味でさっぱりと。
揚げだし大根
三好さんが典座(てんぞ)をしていた禅寺の修行僧にいつもいちばん人気だった揚げだし大根。カリッと揚げた大根の甘さには、誰もがあっと驚きます。
ぜいたく煮
たくあんをわざわざ煮て食べることからその名がついたとされる、福井県などの郷土料理です。丁寧に手間をかけた分、うまみと辛みがしっかりしみ込みます。
薄切り大根のしょうゆ漬け
余った大根で手軽につくれる一夜漬け。中はパリッとみずみずしく、爽やかな味わいです。









