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きょうの料理レシピ

秋ざけと根菜のバター風味煮

フランスの郷土料理をつくりやすくアレンジ。魚介のうまみたっぷりのソースに、コクのあるバターの風味がぴったりの温かなおかずです。さけのほかにも、さばやたらを入れてもおいしい。

秋ざけと根菜のバター風味煮

写真: 野口 健志

エネルギー /310 kcal

*1人分

塩分/1.9 g

*1人分

調理時間 /25分

*さけに塩をふっておく時間は除く。

材料

(2人分)

・生ざけ (切り身) 2切れ(180g)
・あさり (砂抜きしたもの) 6~8コ(90g)
・たまねぎ (粗みじん切り) 1/4コ分(50g)
・ねぎ (粗みじん切り) 1/3本分(30g)
・にんにく (みじん切り) 小さじ1
【A】
・じゃがいも (小) 2コ(100g)
・たまねぎ 1/2コ(100g)
・にんじん 1/2本(60g)
【B】
・水 カップ1+1/4~1+1/2
・粉末スープの素(もと) (洋風) 小さじ1/3
・こしょう 少々
・イタリアンパセリの葉 適宜
・塩
・サラダ油
・バター

つくり方

1

さけは両面に塩小さじ1/3をまんべんなくふって15分間ほどおく。水けを拭き、半分に切る。あさりは殻をこすり合わせて洗う。【A】のじゃがいもは一口大に切って水にさらす。たまねぎは1.5cm幅のくし形に切る。にんじんは5mm厚さの輪切りにする。

2

フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、さけの皮側を下にして入れる。焼き色がついたら上下を返し、サッと焼いて取り出す。

! ポイント

さけは堅くなりやすいので、ここでは表面に焼き色がつけばOK。

3

2のフライパンにバター20g、粗みじん切りのたまねぎ、ねぎ、にんにくを入れ、塩少々を加えて弱火でしんなりするまで炒める。【A】と【B】を加え、にんじんが柔らかくなるまで7~8分間、ふたをして煮る。

! ポイント

塩を加えて野菜の水分を引き出し、焦がさないように炒める。
野菜は、火が通りにくいにんじん、じゃがいも、たまねぎの順に重ね入れるとよい。

4

あさりを加えてふたをして煮る。あさりの口が開いたら2のさけを戻し入れ、再度ふたをして1~2分間煮る。味をみて塩少々で調え、バター10gを加え、火を止める。器に盛り、あればイタリアンパセリを散らす。

! ポイント

あさりは加熱しすぎると堅くなるので、野菜に火が通ったタイミングで加える。
さけは長く煮すぎず、スープになじませるくらいに火を通す。

きょうの料理レシピ
2025/11/11 わが家のイチオシ秋おかず

このレシピをつくった人

脇 雅世

脇 雅世さん

約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。

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