
きょうの料理レシピ
アップルコブラー
フルーツにビスケット生地をのせてオーブンで焼く「コブラー」は、アメリカでとてもポピュラーな家庭菓子です。ワンボウルで簡単にできる生地と旬のりんごを使って、昔懐かしい物語に出てくるようなやさしい「ママの味」を楽しんでみませんか?

写真: 新居 明子
エネルギー
/1120 kcal
*全量
塩分/1.5 g
*全量
調理時間
/60分
材料
(直径15.5×高さ6.5cmの耐熱容器1コ分)
- 【フィリング】
- ・りんご 2コ(700g)
- 【A】
- ・レモン汁 大さじ1
- ・きび糖 15g
- *またはグラニュー糖。
- ・薄力粉 小さじ1
- ・シナモンパウダー 小さじ1/4
- ・ナツメグパウダー 1つまみ
- ・バニラオイル 2~3滴
- *あれば。
- ・バター 15g
- *食塩不使用でも有塩でもよい。
- 【生地】
- 【B】
- ・薄力粉 70g
- ・グラニュー糖 15g
- ・ベーキングパウダー 小さじ2/3
- ・塩 1つまみ
- ・バター (食塩不使用) 35g
- ・牛乳 カップ1/4
- 【トッピング】
- ・グラニュー糖 小さじ1+1/2
- ・シナモンパウダー 小さじ1/3
下ごしらえ・準備
1 【フィリング】用と【生地】用のバターは、6~7mm角に切り、【生地】用は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
2 耐熱容器の内側にバター(分量外)を薄く塗る。
3 オーブンは180℃に温める(容器を熱い天板にのせると割れる原因になるので、天板は予熱しない)。
つくり方
【フィリング】をつくる
1
りんごは四つ割りにして皮と芯を除き、薄いくし形に切る。ボウルに入れて【A】を加え、全体にからめる。
! ポイント
ボウルを使わず、耐熱容器の中で混ぜてもよい。
2
耐熱容器に1をぎっしりと詰める。ボウルに残った汁も回しかけ、上にバターを散らす。
! ポイント
上からギュッと押しながら、全量のりんごを入れる。加熱するとしんなりするので、山盛りになっても大丈夫。
【生地】をつくる
3
【B】を合わせて大きめのボウルにふるい入れる。バターを加え、両手のひらでこすり合わせるようにしてすり混ぜる。
! ポイント
フードプロセッサーですり混ぜてもよい。
4
粉が見えなくなり粒がサラサラになったら、牛乳を加え、フォークでざっと混ぜる。
! ポイント
【生地】の粒が完全になくならなくても、全体がしっとりとすればOK。
【フィリング】に【生地】をのせて焼く
5
オーブンの天板に2をのせる。スプーン2本を使って4をすくい、りんごにのせる。
! ポイント
生地は焼くとふくらんで表情が出るので、均一にのばさなくてもよい。
6
トッピングの材料を合わせて5にふり、180℃のオーブンで45分間焼く。香ばしい焼き色がつき、【生地】に竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がり。
全体備考
◆りんごと使用容器について◆
りんごの種類は何でも、好みのもので。薄切りにして甘みやスパイスなどをまぶし、容器にぎっしりと詰めます。ここではアメリカ製の丸い耐熱容器を使いましたが、手持ちのグラタン皿やキャセロールなどで、気軽につくってください。
◆このレシピのおすすめの食べ方◆
焼き上がったら、温かいうちに取り分けて。アイスクリームを添えるのもおすすめ!
◆すぐに食べない場合は・・・◆
容器にラップをして冷蔵庫で保存。電子レンジで好みの温度に温め、翌日までに食べきる。ラップを外し、オーブンで温め直してもよい。
きょうの料理レシピ
2024/11/19
おやつのじかん
このレシピをつくった人

原 亜樹子さん
高校時代にアメリカ留学を経験し、大学で食の文化人類学を学ぶ。アメリカ菓子を歴史的背景から研究し、レシピを提案。本場の味を日本人の口に合う甘さにして再現している。
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