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きょうの料理レシピ

黒豆

おせちに凛(りん)とした美しさを添える、つややかな黒豆。温かい煮汁の中で豆を戻すと、しわが寄りにくくなり、ふっくら形よく仕上がります。ブランデーでほんのり香りをつけると、大人好みの味わいに。

黒豆

写真: 竹内 章雄

エネルギー /2330 kcal

*全量

塩分 /15.7 g

*全量

調理時間 /620分

*黒豆を戻す時間、冷ます時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・黒豆 (乾) 300g
・重曹 小さじ1/2
【A】
・水 カップ10
・きび糖 300g
・しょうゆ カップ1/4
・粗塩 大さじ1/2
・ブランデー 大さじ2

つくり方

豆を戻す
1

黒豆は洗ってざるに上げる。鍋に【A】を入れて中火でひと煮立ちさせ、火を止める。温かいうちに黒豆、重曹、鉄材(全体備考参照)を加え、一晩おいて豆を戻す。

! ポイント

重曹を加えるのは、豆を柔らかくするため。

豆を煮る
2

1の鍋を中火にかけ、煮立ったらアクを取る。厚手の紙タオル(不織布タイプ)2枚で落としぶたをし、弱火にして約10時間煮る。

! ポイント

煮汁が減ったらそのつど湯を適宜足し、煮汁から豆が出ないようにする。煮汁から豆が出ていると、堅くなるので注意する。

豆の堅さを確認する
3

豆が指でつぶせるくらいまで柔らかくなったら、火を止める。

ブランデーを加える
4

ブランデーを加え、そのまま冷めるまでおいて味を含ませる(できれば1日おくとよい)。

! ポイント

ブランデーの芳醇(ほうじゅん)な香りで、深みのある味わいになる。アルコールが苦手な場合は省いても。

全体備考

●保存
冷蔵庫で1週間、冷凍庫で1か月間(煮汁ごと保存容器に入れる)。

◆「鉄」で美しい黒に!◆
黒豆を煮るときに鉄を加えると、加熱しても色が落ちず、美しい黒色を保つことができる。市販の料理用の鉄材を使うとよい。

きょうの料理レシピ
2022/12/12 笠原正弘の幸せになるおせちとごちそう

このレシピをつくった人

笠原 将弘

笠原 将弘さん

有名料亭で修業後、実家の焼き鳥店の後を継ぐ。その後東京・恵比寿に日本料理店をオープン。卓越した料理センスから生み出される独創的な和食が人気を集めている。

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