第55回「京」名料理人・佐々木浩さんに学ぶ日本料理教室 本みりん＆料理清酒づかいで いつものおかずがもっとおいしく！ PR

本みりんには素材の持ち味を
引き上げる力があります

「きょうは、本みりんと料理清酒をおいしく使いこなすプロのコツを一緒に学びましょう」という『きょうの料理』編集長の挨拶から、料理教室がスタートしました。
　その後、にこやかな笑顔で講師の佐々木さんが登場。「みなさんからよく聞かれるのが、本みりんと砂糖の違いについて。どちらも甘みがありますが、本みりんは砂糖のようなわかりやすい甘さではなく、上品で奥深い甘さ。素材の持ち味を引き上げて、だしやしょうゆの風味とうまいことつなげてくれます。かぼちゃやいもを炊くと、本みりんがええ仕事をしてくれることがようわかりますよ」。
「オムレツのきのこあんかけ」や「きんぴらチャプチェの卵とじ」でも、きのこや野菜を煮るときに本みりんを使用。実際に試食をしてみると、本みりんの甘さが素材の味わいを底上げしてくれることが実感できました。

料理清酒を上手に使って
料理にコクやうまみを足しましょう

「料理清酒の役割は素材の生ぐさみを取ったり、料理にコクやうまみ、香りをプラスしたりしてくれること」と佐々木さん。「鯛ご飯」では鯛だしをとる際に、くさみを消し、香り高くするために料理清酒をたっぷりと使うプロの技を披露してくれました。
　参加した方々からは「本みりんと料理清酒を料理に使う理由がわかりました」「さっそく家でもつくります！」といった声が寄せられ、みなさん満足した表情でした。