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きょうの料理レシピ

フレッシュトマトのパスタ

生のトマトをサッと煮た、みずみずしいおいしさのパスタ。相性抜群のバジルは、ぜったいに生のものを。

フレッシュトマトのパスタ

写真: 大山 克巳

材料

(2人分)

・スパゲッティ (太さ1.4mm) 160g
*フェデリーニの名前でも販売されている。
・トマト 4コ
*フルーツトマト、ミニトマトなどうまみの濃いものを使うとおいしい。
・バジルの葉 8枚
・にんにく 1かけ
・赤とうがらし 1本
・エクストラバージンオリーブ油
・塩
・こしょう

下ごしらえ・準備

1 トマトは洗ってヘタを取り、皮つきのまま2cm幅のくし形に切る。バジルは洗って葉を摘み、5mm幅の細切りにする。2枚分は仕上げ用に取り分けておく。にんにくはみじん切りにする(大さじ1が目安)。すぐ使わないときはオリーブ油に浸す。赤とうがらしは種を取ってちぎる。

つくり方

1

フライパンにオリーブ油大さじ4とにんにく、赤とうがらしを入れ、中火にかける。泡立ってきたら弱火にし、時々フライパンを揺すりながら、じっくりと炒める。

2

にんにくがきつね色になったら、トマトとバジル6枚分の細切りを加えて中火にし、塩少々をふる。ここでスパゲッティをゆではじめる。

3

スパゲッティのゆで汁大さじ2を加え、そのまま中火で5~6分間煮る。トマトから出た水けで、煮汁がソース状になる。

! ポイント

ゆで汁には塩分が含まれているので、これが呼び水となって、トマトから水けが出やすくなる。

4

ゆで上がったスパゲッティの湯をきって加える。しっかりとあえ、トマトの煮汁をスパゲッティにからませる。味をみて、塩・こしょう各少々で調え、器に盛って残りのバジルの細切りをあしらう。

全体備考

トマトは形が残る程度に軽く煮て水けをとばし、甘みとうまみを凝縮させる。

【スパゲッティのゆで方の基本】
1 たっぷり湯を沸かし、塩を入れる。
湯は、ゆでるパスタの10倍以上の量(100gで1リットル以上)が目安。湯が沸騰したら1%の塩(水1リットルなら10g)を入れる。この塩で下味をつけ、コシをだす。
2 パスタを入れる。
放射状にしてくっつかないように入れ、湯に沈める。タイマーを袋の表示時間より1~2分間短くセットする。
3 再び沸騰するまで混ぜる。
ゆではじめのころはくっつきやすいので、全体を混ぜてくっつかないようにする。沸騰したら火を弱めて、フツフツと静かに沸いている程度の火加減にする。
4 ゆで加減を確認する。
表示時間の1~2分前にセットしたタイマーが鳴ったら、1本取って指先でつぶすか、食べてみて、針くらいの芯が残っている程度だったら、ちょうどよいゆで加減。
5 ざるに上げる。
パスタをざるに上げて湯をきる。このとき、ゆで汁はソースの濃度を加減するのに使うので、捨ててしまわずにとっておく。

きょうの料理レシピ
2007/05/14 シェフが教える定番パスタ12

このレシピをつくった人

片岡 護

片岡 護さん

東京・西麻布にあるイタリア料理店のオーナーシェフ。親しみやすく、気軽につくれるイタリア料理が人気。イタリア料理ブームの火付け役として、常に日本のイタリア料理界をリードしている。

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