close_ad
きょうの料理レシピ

ジェノベーゼの冷製パスタ

イタリアのジェノバで食べた本場のジェノベーゼソースに感激。そのおいしさを再現したシェフ自慢のソース。冷たいパスタにからめて夏野菜を加えれば、暑い時季でもさっぱり楽しめます。

ジェノベーゼの冷製パスタ

写真: 原 ヒデトシ

エネルギー /320 kcal

*1人分

塩分 /1.5 g

*1人分

調理時間 /30分

材料

(1~2人分)

【ジェノベーゼソース】*つくりやすい分量
・バジルの葉 50g
・松の実 (ローストしたもの) 45g
・くるみ (ローストしたもの) 15g
・にんにく (みじん切り) 1かけ分
・オリーブ油 カップ3/4
・パルメザンチーズ 大さじ3
・塩 適量
・こしょう 適量
・さやいんげん 4本
・トマト (小) 1/2コ
*あればフルーツトマトがおすすめ。
・ホワイトバルサミコ酢 少々
*あれば。白ぶどうからつくられるバルサミコ酢で、酸味がまろやか。
・リングイネピッコロ 80g
*麺の断面がだ円形で細めのロングパスタ。なければフェデリーニ(1.4mm)がおすすめ。
・パルメザンチーズ 適量
・バジルスプラウト 適量
*あれば。
・塩
・オリーブ油

つくり方

1

【ジェノベーゼソース】をつくる。ミキサーに松の実、くるみ、にんにく、塩少々、オリーブ油の1/3量を入れ、かくはんする。なめらかになったら、バジルの葉、パルメザンチーズ、オリーブ油の1/3量を加え、さらにかくはんする。残りのオリーブ油も加え、ペースト状にする。ボウルにあけ、塩・こしょう各少々で味を調える。

! ポイント

ミキサーの容器はあらかじめ冷蔵庫で冷やしておくと、ソースが酸化しにくくなる。つくってすぐに食べられるが、2~3日間たって味がなじんだほうがおいしい。清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で約1週間保存できる。

2

さやいんげんは筋を除いてサッとゆで、3cm長さに切る。トマトは5mm角に切る。ともに別のボウルに入れ、塩・オリーブ油各少々をふり、ホワイトバルサミコ酢を加えてあえ、下味をつける。

3

鍋にたっぷりの湯を沸かして塩適量(湯の量の1%)を加え、パスタを袋の表示より3~4分間長めにゆでる。ゆで上がったら氷水を入れたボウルに入れてしめ、ざるに上げて水けをギュッと絞って塩少々をまぶす。

! ポイント

パスタのゆで具合は、必ず1本食べてみて確かめる。芯が残らないくらいまで柔らかくゆでるのがコツ。ここでパスタに軽く塩味をつけておくと、全体の味のバランスがよくなる。

4

1のソース50gを2とは別のボウルに入れ、水カップ1/4を加えてのばす。3のパスタを加えて手早くあえる。2を加えて混ぜ、味をみて濃すぎるようなら水適量で調整する。器に盛り、パルメザンチーズを散らし、バジルスプラウトをのせる。

全体備考

◆片岡さん直伝プロの技!◆
1.たっぷりのナッツ類でソースにコクを出す。
2.パスタは柔らかめにゆでて氷水でしめる。
3.さやいんげんとトマトを加えて夏らしい一皿に。

きょうの料理レシピ
2023/07/18 シェフのON&OFFごはん

このレシピをつくった人

片岡 護

片岡 護さん

東京・西麻布にあるイタリア料理店のオーナーシェフ。親しみやすく、気軽につくれるイタリア料理が人気。イタリア料理ブームの火付け役として、常に日本のイタリア料理界をリードしている。

もう一品検索してみませんか?

おすすめキーワード 笠原 将弘 ハンバーグ
PR

旬のキーワードランキング

他にお探しのレシピはありませんか?

FOLLOW US

NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介