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きょうの料理レシピ

栗きんとん

くりの甘露煮のシロップにみりんを合わせ、上品でコクのある甘みをつけるのがポイント。料亭風の味わいに仕上げます。

栗きんとん

写真: 鈴木 雅也

材料

(つくりやすい分量)

・さつまいも 1本(正味200g)
・くりの甘露煮 (市販) 1瓶(300g)
*くり、シロップ合わせて。
【A】
・塩 小さじ1/2
・みりん 小さじ1/2

つくり方

1

さつまいもは8mm厚さくらいの輪切りにし、皮を厚めにむく。水にサッとさらし、水けを拭く。

! ポイント

さつまいもの皮は、油で揚げて砂糖をまぶした「いもかりんとう」などににして楽しむとよい。

2

ポリ袋(高密度ポリエチレン製)にさつまいもとくりの甘露煮を入れる。甘露煮のシロップは、カップ1/4をとっておき、残りを加える。

3

【A】を加え、よく混ぜる。袋の空気を抜き、口を結ぶ。もう1枚のポリ袋(高密度ポリエチレン製)に入れて二重にし、口を結ぶ。水を入れた蒸し器に入れ、弱火で30分間ほど蒸す。

! ポイント

安全のため、ポリ袋が鍋肌に当たらないように気をつける。また、調理中の温度が沸点(100℃)に達しないよう、低温でじっくりと火を通す。

4

3が熱いうちに、麺棒で袋の上からさつまいもだけをつぶし、粗熱を取る。堅い場合は、とっておいたシロップを適量加える。

全体備考

【ポリ袋について】
ポリ袋は必ず、食品専用に市販されているものを使用する。食品専用ポリ袋は、半透明でシャカシャカとした手触りが特徴の高密度ポリエチレン製のものと、透明でツルツルとした手触りの低密度ポリエチレン製の2種類がある。ポリ袋蒸しには、必ず高密度ポリエチレン製のものを使用する。低密度ポリエチレン製のポリ袋は高温に対する耐久性がなく、加熱調理には不向きなので、ポリ袋蒸しには絶対に使わないようにする。

※このレシピは、2013/12/11に放送したものです。

きょうの料理レシピ
2016/12/27 技あり おせちセレクション

このレシピをつくった人

荻野 恭子

荻野 恭子さん

自宅で料理教室を主宰しながら、ユーラシアを中心に世界各国を周り食文化の研究を続ける。
「きょうの料理」テキストに「とっておきの保存食」を連載し、好評を得る。

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