*1人分
*肉をつけ込む時間は除く
1.【A】のたまねぎ、しょうが、にんにくはすりおろし、ほかの材料とともに鍋に入れて火にかける。煮立ったら火を止めて冷まし、ジッパー付きのポリ袋に入れる。
2.【B】の材料はすべてよく混ぜ合わせ、半量をジッパー付きのポリ袋に入れる(残りは密封容器などに入れておき、食べるときに好みでかける)。
3.牛肉は塩・こしょう各少々をふる。それぞれ4等分に切り、1に入れてたれをからめる。手羽先は水けをしっかりとふき取り、2のポリ袋に入れて塩スパイスミックスをまんべんなくまぶす。いずれも冷蔵庫で一晩おき、味をなじませる。
<★ポイント>なるべく空気を抜くようにして封をし、肉にしっかりと味をつける。
4.牛肉と手羽先を袋から出して広げ、牛肉に塩・こしょう各少々をふる。いずれも表面にサラダ油を薄くぬる。
<★ポイント>霧吹き器でサラダ油をかけるのが手軽。なければはけなどでぬって。
5.バーベキューグリルの焼き網を熱し、強火の場所に4をのせる。両面に香ばしい焼き色がついたら、牛肉は好みの焼き加減で食べる。手羽先は、焦げないように中火の場所に移動させて中まで火を通し、好みで残りの塩スパイスミックスをつけて食べる。
《ワンランクアップの3か条1》
〈「焼く」以外の調理に挑戦しよう〉
バーベキューといえば、肉や野菜の網焼きが基本だが、鍋などを持参すれば、短時間の蒸し煮など「焼く」以外の調理もできる。調理道具をくふうすればバーベキューの幅が広がり、野外料理の楽しみがさらに広がるのだ。
《ワンランクアップの3か条2》
〈時間配分を大切に〉
用意できる燃料の数には限りがあるし、その燃焼時間も決まっている。生の肉が残っているのに燃料切れ、では楽しいバーベキューが台なし! まずは時間のかかるラタトゥイユから作業を始め、野菜をいためるときは強火の場所を使って弱火の場所に移し、煮えたころから肉を焼き始めるといい。
《ワンランクアップの3か条3》
〈火加減上手になろう〉
キッチンのガスと違い、1コの燃料の火の強さはほぼ一定。強火・弱火と変えることができないのが、バーベキューの難しくもおもしろいところ。あらかじめ焼き網全体の中で、燃料を密に置いた場所(強火)と、まばらに置いた場所(弱火)をつくって、その上を移動させれば、火加減の調節も思うがまま。