*1人分
*1人分
1.たまねぎは横半分に切り、繊維に沿って1cm幅に切る。菜の花は長さを半分に切る。
2.中華鍋(またはフライパン)にオリーブ油、しょうが、にんにく、クミン(ホール)を入れて弱めの中火で熱し、香りをたたせる。クミンから細かい泡が出てきたら、たまねぎと塩小さじ1/3を加えてサッと混ぜ、ふたをして約1分間、焦がさないように蒸し焼きにする。
<★ポイント>ホールのクミンは十分に熱して、油にしっかり香りを移す!
3.たまねぎが透き通ってきたらふたを取り、菜の花を加えて炒める。菜の花の茎に火が通ったら、クミン(粗つぶし)とターメリックを加え、レモンを搾って混ぜる。
<★ポイント>粗つぶしやパウダーのスパイスは加熱途中で加えて、素材に程よくなじませる!
4.水を注いで火を強め、サッと煮て全体をなじませ、黒こしょうを加える。味をみて足りなければ塩適量を加えて調え、器に盛ってしょうがのせん切りをのせる。
<★ポイント>アクセントにしたいスパイスは仕上げに加えて、香りや辛みを際立たせる!
【クミン】
カレー粉の主原料の1つ。インドをはじめ南アジアの料理には欠かせないスパイスで、プチッとした歯ざわり、強い芳香とほろ苦さが特徴。ホールのクミンの香りをたちやすくし、素材になじみやすくするためには、すりこ木などで粗くつぶすか、包丁で粗く刻むとよい。
【ターメリック】
カレー粉の黄色のもとになる、粉状のスパイス。油に溶けると鮮やかに発色する。入れすぎたり熱しすぎると土くささが出るものもあるので注意。
【黒こしょう】
粉のこしょうは辛みがダイレクトに感じられるが、粗びきは、豊かな香りと歯ざわりが楽しめる。ミルでひきたてを味わうのもおすすめ。
スパイスは風味がとばないように、しっかりと密閉できる容器に入れ、日の当たらない涼しい場所で保存するとよい。