みんなのきょうの料理

シェフのクロワッサン

エネルギー/290 kcal

*1コ分

-
調理時間/180分
講師:西川 功晃

材料

(7コ分)

・強力粉 200g
・薄力粉 50g
・塩 5g
・グラニュー糖 25g
・ドライイースト 10g
・牛乳 170ml
・バター (食塩不使用) 160g
・溶き卵 1コ分
*つや出し用
・強力粉
*打ち粉用

下ごしらえ・準備

1強力粉、薄力粉は合わせてふるい、冷蔵庫で冷やしておく。

2バターはめん棒などでたたいて厚さ1cm、15cm四方になるようにのばし、冷蔵庫で冷やしておく。

3オーブンは、2次発酵終了後に220℃に温めておく。

つくり方

材料を混ぜる

1.ボウルにふるった粉、塩、グラニュー糖を入れ、一混ぜする。続いてドライイーストを加えて混ぜ、牛乳を一気に加える。カードなどを使って切るように混ぜ、生地がまとまってきたら、台の上に取り出す。

生地をこねる

2.手のひらでぐっと押してのばし、引いてのの字を描くように回しながら3~4分間こねる。

3.生地を片手で持ち、台にたたきつけてはのばし、またまとめてこねる。薄くのばしたときに、小さな穴があく状態になったらこね上がり。

生地をのばして休ませる

4.3の生地を15cm四方にのばす。ぬれぶきんで包んでポリ袋に入れ、冷凍庫で約30分間休ませる。

バターを包む

5.打ち粉少々をふった台に4の生地を取り出し、約25cm四方にのばす。バターを冷蔵庫から出し、四つの角が生地の1辺の中心にくるように置く。

6.左右の生地を中央に向かって折り、生地の角を合わせてとめる。上下も同様にしてとめる。

生地をのばす→三つ折り(2回)

7.めん棒で少しずつ縦長にのばしていく。べたつくようなら打ち粉少々をふりながら、長さが45cmになるまでのばす。

8.生地の手前1/3の長さのところで中央に向かって折り、上1/3を中央に折り返す(三つ折り)。生地を90度回し、再び縦45cmになるまでのばし、再び三つ折りにする。ぬれぶきんに包んでポリ袋に入れ、冷凍庫で約30分間休ませる。

成形する

9.打ち粉少々をふった台に8の生地を取り出し、生地の表面にも打ち粉少々をふり、生地の端をめん棒でたたいて柔らかくする。

10.生地を45cm×18cmにのばす。両側に9cmずつナイフで目印をつけ、二等辺三角形になるように切る。
<★ポイント>端の余った部分は刻んでから丸めて冷凍保存し、応用するとよい。「クロワッサン・プレート」

11.二等辺三角形の生地を、底辺から頂点に向かって転がすように巻く。

2次発酵させる

12.天板に11の巻き終わりを下にして並べる(30cm四方の天板なら3~4コ)。ポリシートをかぶせ、約28℃で50~60分間発酵させる。発酵前に比べ、約2倍近くふくらむ。

13.表面に溶き卵をはけでぬり、220℃のオーブンで約12分間、こんがりと焼き色がつくまで焼き、網などにのせて荒熱を取る。

全体備考

《クロワッサンを失敗しないでつくるための三つのこつ》
1. バターは厚さ1cmにのばして冷やしておく。
バターを生地で包んでのばすのがクロワッサンの特徴。このとき、バターが溶けだすと生地がだれてしまい、きれいな層になりません。バターは、あらかじめめん棒などでのばし、冷蔵庫で冷やしておきましょう。

2. 発酵させるときも、バターが溶け出さない温度で。
発酵させるときは、温度管理をきちんとしましょう。発酵後、指でさわったときに、べたつかない(バターの油がでていない)ようなら、よい状態です。

3. 焦げるギリギリ手前で、カリッと焼き上げる。
表面の香ばしい焼き色がサクサクの条件。クロワッサンは焼き時間が短いので、オーブンの中をうかがいながら、ベストな焼き色をつけましょう。

《ドライイースト》
生イーストを乾燥させたもので、粉類に直接混ぜて使える。発酵力が強く、基本的に予備発酵が不要。

◆クロワッサンが堅くなってしまったら◆
アーモンド・クロワッサン

関連レシピ

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クロワッサン・プレート

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