*1人分
1.かぼちゃは種とワタを取り、2cm角に切る。パプリカはヘタと種を取り、2cm角に切る。ズッキーニは四つ割りにし、2cm幅に切る。
<★ポイント>小さめにそろえて切ると、複数の野菜を同時に煮始めても全体的に火の通りが早くなるため、煮上がりのむらができにくい!大きいサイズだと、堅さにむらができやすくなります。
2.鍋に【A】のだしを中火で煮立て、1の野菜を加え、再び煮立ったらふたをして弱火で5分間煮る。
<★ポイント>野菜から水分が出るうえ、ふたをして煮るので、ヒタヒタよりやや少なめのだしで十分。先に野菜にだしの味を含ませると、柔らかく煮上がります。
3.【A】のうす口しょうゆ、みりんを加える。煮汁を回しかけながら、かぼちゃが柔らかくなるまで7~8分間煮る。
<★ポイント>色をきれいに仕上げ、全体に味を回すため、鍋を傾けてだしを寄せ、そこにしょうゆとみりんを投入。ここで煮汁を味見して塩けと甘みのバランスを確認。煮くずれしやすいので、かき混ぜず煮汁を回しかけましょう。
4.煮汁の味をみて、塩けが足りなければうす口しょうゆ少々、甘みが足りなければみりん少々で味を調える。火を止めて、そのまましばらくおいて味を含ませる。
<★ポイント>野菜の水分が出てくることで、初めの塩けと甘みのバランスがくずれていることも。ここは好みで味を調整しましょう。冷めると味を濃く感じるので、冷めてからの味も想像して。
《ここをマスター》
・煮え具合の違う野菜を一緒に煮るときは、小さめサイズに切りそろえるのがポイント!
・夏野菜の色と味を生かす煮汁の配合を覚えよう。
・上手に煮含めるためには、動かさずに煮汁を回しかけること。
・煮汁の煮詰まり方と、野菜の変化を常に意識しよう。